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【悲報】もしもドロップショッピングが2020年4月にサービスを終了

もしもドロップショッピングが2020年4月にサービスを終了します。

ブログなどでamazonアフィリエイトしている人も増えてきているので、もしかしたらもしもドロップショッピングよりも、もしもアフィリエイトの方を知っている人が多いかもしれませんね。

逆に、私はもしもアフィリエイトの方があまり利用した事がなく、もしもドロップショッピングを利用していた時代があったので、むしろそちらの方が愛着があります。

※今回のサービス終了はもしもドロップシッピングのみでもしもアフィリエイトは継続とのことです。

 

もしもドロップシッピングは画期的な仕組みだった

もしもドロップシッピングの歴史を調べてみたところ、もしもドロップショッピングは2006年からサービスをスタートしていて、2020年のサービス終了まで14年間運営されていたサービスです。

ここ何年かはもしもドロップショッピングを利用することはなかったのですが、もしもドロップショッピングのサービス開設当初は私自身も利用していて、そのためのサイトを何十個も作った記憶があります。

このドロップショッピングって、サービスが開始された当初はそのビジネスモデルが斬新だったんですよ。

商品を仕入れる必要がまったくなくて、サイトに商品が掲載できる。そして売れたら購入者のもとに販売者から直接商品を届けてくれる仕組みです。

今で言うとAmazonの直送に近い感じですかね。いや、違うか。

 

なぜドロップシッピングは流行ったのか?

今だからこそ話せますが、私がやっていた手法は今よく見かけるようなブログやサイトに記事を書いて最後に商品の紹介をするといった手法ではなく、専門的なサイトを立ち上げてネットショップのような形をとり、サイトを運営していました。

サイトやブログにその商品を紹介して載せる手法ではなく、無在庫のネットショッピングサイト状態ってことですね。

もしもドロップショッピングにはカート機能があり、ネットショッピングのように商品を選んで決済し、購入してもらうことが可能でした。手元に売る商品がなくても商品を売ることができる画期的なビジネスだったと思います。

その当時、ノウハウなどを発信することもなく、さらには横のつながりもそこまでなかったので、まったくリスクのないこのビジネスは完全にブルーオーシャンでした。

特にノウハウも秘密にするつもりもなかったのですが、誰も聞いてこなかったので話す機会もなく、数年間はいい思いをさせてもらってましたね。

それでも、何年かするとライバルが増えてきたり、検索エンジンの仕組みが変化していくこともあり、売上も徐々に下がってきました。そして当時は別の事業も手掛けていてそちらに夢中になっていたこともあり、気がつけば更新をやめていました。

※簡単にやめることができるのもドロップシッピングの魅力の一つです。

 

当時の面影が残るサイトたち

今回のもしもドロップショッピングのサービスの終了を案内を受けて、ふと昔運営していたサイトが見たいと思い、探しまくっていたところいくつかまだ残っていました。

検索したらまだ上位に表示されるサイトもあったので一部モザイクをかけていますが、このようなサイトです。

ちなみに、上位表示されてもここから売上が発生することはありません。なぜなら、商品を買おうと思っても売り切れなので買えないのです。(恐らく全商品が売り切れ)

ドロップショッピングの良さは、在庫を抱えずにネットショッピングを運営できることです。一方で、更新し続けなければいけないという大変さがありました。

今でこそ、サイトを更新することは日常茶飯時ですので苦に感じることはないのですが、当時はそれが肉体労働に思っていたときもあって本当に苦しかったです。

私が何年か前にアパレル系のネットショップ(こちらは商品を実際に仕入れて販売)を運営していたことを知っている人もいるかと思いますが、そのような経緯でアパレル関連の商品を扱ったドロップショッピングの運営が多かったです。

その他のサイトもなぜか女性向け商品が多いですね。これまで不思議と男性向けのネットショップは運営したことがありません。なぜだろう

で、先ほど公開したもしもドロップショッピングで作ったサイトは、よく見てみると最後の更新日付が2013年でした。ほぼ6年前ですね。やばい

さらに昔に、もしもドロップショッピングで作ったサイトもあります。

一番初めに作ったドロップシッピングサイトはなんとなく覚えているのですが、もうドメインも分からなくなっていて、探すことができませんでした。

その中でも、初期の頃(たぶん2009年くらいのもの)に作ったサイトがあったので紹介します。それがこちらです

やばい、やばすぎる
サイトデザインもダサすぎる

途中で入れているテキストもこんなのよく書けたなと思う

ここに出すのが、、、恥ずかしい

このサイトは縦に長いサイトで、1ページの中に複数の商品が詰め込まれています。こんなレイアウトは今では化石のようなものですが、当時はこのようなデザインや一つのページに商品をいくつか埋め込んで掲載するサイトも多かったのです。

 

どうやって収益を出していたか?

私がもしもドロップショッピングを継続してやっていた理由は、そのもしもドロップショッピングの価格帯にありました。

多くのジャンルから商品を自分で好きに選び、販売することができるのですが、そのための値段設定は自分で好きに設定することができます。

本当このあたりは自分でネットショップを運営する感覚と同じです。

もちろん最低価格は決まっていましたが、ある程度自由に値段を設定できることが私にとっては大きなメリットでした。

※もしかしたら途中でもしもショッピングの仕組みが変わっているかもしれません。あくまでも私がやっていた頃の仕組みです。

  • そこでどのようにして売っていたか?
  • 他のサイトと差別化していたか?
  • そしてどうやって利益を出していたか?

と言うと、すべてはその戦略にありました。

一番よく使った手法としては仕入れ金額、つまり最低金額ギリギリで商品を並べてお客さんを呼び込む。まずはそこで他店との差別化を図りました。

その当時、他のライバル店は当然のように利益を乗せて販売していて(そうしないと利益が出ないため)、私のショップでは価格をギリギリまで引き下げることによってユーザーの興味を引き、目に留めてもらうことを第一に行っていたのです。

もちろん、それだけでは一生利益は出ません。

では、どこで利益を出していたかというと、激安商品が並ぶ中で利益の大きい商品を紛れ込ませていました。

他のショップが利益を出すためにやっている一方で、まったく利益のない状態で商品を販売しているわけです。今でこそ簡単に価格を一覧で比較するようなサイトはありますが、当時はそこまでメジャーじゃなかった。

自分で安い商品を見つけなければいけなかったので、「このショップは他よりも安い」と思ってもらえることが私にとって重要だったのです。

もうこれって、スーパーの目玉商品でお客さんを呼び寄せて来店させ、他の物を買ってもらう手法と変わらないです。

それでも、このもしもドロップショッピングを始めた当初は、周りのライバルも素人だらけで、業者がまだあまり参入もしていなかったのが結果的に良かったのだと思います。

広告費はゼロですからね。さらに言えば、無料サーバーを使っていてサイトを量産していたので、本当にコストをかけていない状態でした。

いやほんと、そんないい時代もあったんだなと改めて思います。

このようなネットショップ戦略はいくつもあるのですが、今回は長くなってしまいそうなので割愛します。このような話に興味がある人は、私の出版書籍の中に少し書いているのでそちらでご覧ください。

 

いつかどこかで頭打ちになる

今回のもしもドロップショッピングのサービス終了を受けて改めて感じたことは、時代の変化スピードがめちゃめちゃ早いなと。

もしもドロップショッピングの登録をいつしたのか覚えていませんが、私のIDが5桁なのでまあまあ初期の段階だと思います。

それでもこの10年間の間で他にもいろんなサービスが出てきたり、収入を得るための方法は一気に増えました。この10年間って長いようで短いです。

私もドロップショッピングを始めて、利益が落ちてきたなと感じた瞬間に撤退しました。先ほどお話ししたように他の事業をやっていたということもありますが、その時の私にとっては労力と対価のバランスが不釣り合いな状態になっていくと感じていたので、撤退は即決でした。

よく言う、先行者利益を獲得してそこまでメリットが得られなくなったら撤退する方法です。

もっと深く考えアイデアを絞り出し、工夫した運営をすればまた違った結果になるのかもしれません。それでもどんどんライバルが参入することは分かっていましたし、個人だけでなく業者も参入することが分かっていました。

その中で、当たり前のことですが同じ商品をみんなで売る。

しばらくの間は「利益無しの商品で目を引き、利益を出している商品を買ってもらうこと」で回っていましたが、それも参入する人が増えてくればいつかどこかで頭打ちになります。

だってそりゃそうですよね。価格競争になるのは目に見えてるんですから。

だから私は、利益率の高いものや高額商品を扱っていました。

資金が莫大にあって、何でも好きなように運営できるのであれば数多くの選択肢があります。とれる戦略も変わってきます。

ただ、そこまで資金が用意できない時には、限られた選択肢の中で結果を残すことを全力で考えなければいけません。

でも、スモールビジネスを行うにはこれが一番リスクがなく、利益を確保できる方法の一つでもあります。

他人のフンドシで土俵に上がるわけですから。決められたルールさえ逸脱しないならば、そのルール内で徹底的にやれるべきことをやることが大事だと思います。

 

常に新しいものがどんどん出てくる

時間が経過すれば時代に応じた変化が必要です。

頭でっかちのままだと何やっても駄目ですよね。常に頭は柔軟に物事を捉え、情報のアンテナは常に張り巡らせておく、そしてすぐに行動できる準備は常にしておくこと。

もしかしたら今使っている無料サービスも、いつサービス終了の告知が来るか分かりません。noteだってそうですよね、ちゃんとバックアップとってますか?

もしもドロップショッピングで今でも大きく稼いでいる話はなかなか聞かないですが、今でもそれを収入の柱としている人がいれば、今回のサービス終了はかなりの痛手になると思います。

今では個人でも収入を得ることが簡単にできるサービスがたくさんあります。

会社員として働くのも悪いことではないですが、その会社もいつまで続くかわからないことを考えれば、自分で収入を作ることを始めてもいいのではないかと思います。

チャンスはたくさんあります。
まず、今日から動きましょう。

もしもドロップショッピングお世話になりました。今までありがとう

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。