私はいつもブログなどの記事を書くときには「Webのニュース記事よりも読んでもらえる記事にしていこう」と話しています。
ブログではあなた自身が運営者であり管理人です。ですから、本来であれば書きたいことを書けばいいものです。しかしながら、単なる自己満足ブログだと誰も読みたいと思う人はいないでしょう。ブログをビジネスに活用したいと考えているならなおさらです。
理想としては、あなたの書きたいことを他の人が読みたくなるように書くことです。Web 上に掲載するブログという媒体は読み手が情報を探して辿りついて初めて読んでくれるものです。
中でも、Google検索でたどり着いた人であれば、何かの答えを求めて訪問してくれています。そこに答えがなければ他のブログを探しに行くだけでしょう。そのため、訪問者が読みたいと思ってもらえるような情報を交えることが大切です。
あなたのブログにしかないもの
最近ではインターネット検索すればほとんどの情報がすぐに手に入ります。そんな中、あなたのブログに訪問するメリット、そしてあなたのブログでしか手に入らないものとは何でしょうか。
それはあなたの経験や体験から得られた知識そして主観です。
ブログというものは情報発信ツールの一つです。単なる情報掲載だけでなく、あなた自身の人柄やキャラクターがわかるように主観を加えた記事でないと価値を持ちません。
インターネットなどでブログについて調べた時に「読者目線の記事を書こう」なんてことを説いている記事を腐るほど見かけます。私はこれが大きく間違ってるとは思っていませんが説明不足だと感じることがあります。
この真意としては、あなたによる情報発信でありつつ読み手が求めている情報が手に入る、読みたいと思ってもらう記事である必要があり、このバランスを上手く保つことが大事になると思っているからです。
WEBのニュース記事に勝るもの
例えば、Webニュース記事に取り上げられているような記事をよく取り上げるブログがあるとします。
その出来事を知りたい人が訪問してくれれば多少アクセスが伸びることはあるかもしれませんが、そこにあなたの主観が入っていなければあなたのブログじゃなくてもいいよね、となります。
法人として運営している情報ブログの方が強いでしょうし、そのジャンルを専門に扱っているブログも強敵です。上には上がいるので、その人たちと比べられてしまうと太刀打ちできません。
そうではなく、その出来事に対してさらに深掘りされていたり、あなたの意見や主張がしっかりと書かれていて、読み手から「そのへんのWebニュース記事を読むよりも自分にとって有益なことが書いてあるな、よい情報収集になるな」と思ってもらうことができれば、その後も定期的に訪問してくれる可能性が非常に高くなります。
また、そこでのあなたの意見に対して共感する人が多ければ多いほど、定期的に訪問してくれる「ファン」となってくれるのです。
「何を伝えたいのかが分からない記事」にならないために
では実際に、あなたの意見や主観を交えた記事を効果的に発信するためにはどうしたらいいか。なにかポイントはあるか?といえば、
その記事を誰に読んでほしいのかの部分です。ペルソナと言うと難しくなってしまいますので「ターゲティング」「読んでほしいと思う購読者層」と表現したほうがわかりやすいかもしれません。
この部分が明確になっていないとあなたの意見や全力の主張も相手に届くことなく、結果的に何を伝えたいのかが分からない記事に思われてしまいます。
読みたくなるような記事になっているかどうか、書き上がった後に客観的に読み返すのも効果的です。「主観を交えて書き、客観的に仕上げる」ここを意識して書きましょう。
それでは