インターネットビジネスでいうとフェイスブックがあまり得意ではありません。
不得意というより、収益につながるような活動ができていないという表現の方が正しいと思います。
知識のないままビジネスにつなげようとすると、典型的な稼げない人の行動になってしまいます。自ら嫌われるための行動ということです。
そのようなコメントや友達申請は良く見かけますよね(苦笑)。
なぜ、今回得意分野と苦手分野を再認識したかというと、父の死という出来事に直面したからです。経験したことのある人もいるでしょうが、葬儀が終わった後の片づけというものがあります。一番厄介なのは相続関連でしょう。
相続の仕組みは複雑
ファイナンシャルプランナーの分野で相続系が苦手です。
いや、、、苦手でした(過去形)。
個人や中小企業を相手にした個人資産や保険、会計に関しては得意なのですが、相続系となると他の人を同席させていました。そのため、私の多くのお客さんはご年配の人が少ないという傾向にあります。
「苦手だった」という過去形なのは、今回の件で、再度猛勉強して実務経験となったからです。
もう完璧です、セルのような完全体になりましたw
私の個人的な話をすると、家族や親族の構成が非常に複雑なのです。
パッと妻が1/2、子供が1/2という単純な構成ではない状態です。
せっかく実務的な経験ができるのに、避けるというのはもったいないと言うことで引き受けました。
相続の問題は非常に複雑です。
- 愛人がいたらどうなるか?
- 愛人との子供との関係や前妻やその子供との関係?
- 通常養子と特別養子との違いとそれによる相続は?
- 遺言書はどんな形でどんなものまでが有効なのか?
- 税金がどのくらいかかっていつ支払うのか?
などなど、例を挙げだしたらキリが無い程です。
これらが複合して組み合わさったときに、どう対処して、誰にどのような影響を及ぼすのか?ということを明確にしていく必要があります。
これまで、生きているときの資産運用や資産構築についてばかりでしたが、亡くなった後の資産管理をあらかじめ準備していないとどれほど大変なのかということを実感しました。
何も考えないまま生きていると、その人に子供や孫がいる場合、お金だけの問題以外に、その後続く代々すべてに迷惑をかけることがあります。
人はなかなか、自分の人生が終わった後のことに備えて準備するということをしないものですが、どこかで考える時間を作ることも大切ですね。
競売物件は見えづらいところが多い
さらに、誤解を恐れずに発言すると、私は不動産で競売物件の分野が苦手です。
抵当権や根抵当権の問題が多くあるからです。
そして素人が競売物件に手を出さない方が良いと言われるのも、見えない部分(問題)が多いので調査に時間がかかることが大きな理由の一つです。
なので、競売物件を扱う場合、私は直接活動をすることはありません。
別の競売に詳しい人、専門に動いている人を使うか同席させます。
その方がお客さんにとっても安心ですし、リスクが少ないからです。
自分の得意ではないことを得意に見せかけて、取り返しのつかない失敗を相手に与えるよりも、別の人に任せてしまう方が良いわけです。
特に、自分じゃなくてもできる仕事は他の人に振った方が得策です。
あなたには、あなたしかできない仕事を優先させて動くことが組織として成り立たせるためには重要なことです。こんなことを言うと、今後は競売物件の話が減ってしまいそうですが(苦笑)。
あれもこれもできるという人には要注意
あれもこれも自分でできるという人の方が危ないわけです。
当然私もプロジェクトには加わりますが、他の専門家も参加させるということです。
そのため、結論は何でも引き受けます!となりますが、私自身がすべてを請け負うわけではないということです。
インターネットビジネスにおいても、自分以外にできる(仕事)作業であれば積極的に他の人に任せておく方がオススメです。あなたにはあなたしかできない重要な仕事に集中することが、結果として全体的にみても効率の良い作業となります。
ウェブデザインだったり、単純記事の作成や外注記事の投稿作業などがこれに当てはまるかもしれません。外注記事のコピペチェックや誤字脱字のチェックなどは、特別な能力を必要としない誰でもできるような作業です。
(※参考⇒「外注を考えるタイミング」)
企業単位で活動していているわけではなく、一人で活動している人もいると思います。その場合は費用の問題で、どうしても人を雇えないこともあります。人を雇う余裕がない、基本は一人でやっていきたいという場合はツールを活用して作業するとスムーズです。
ツールを利用する場合は「誰でもできるような単純作業」で、「ツールに対して的確な指示を用意できること」が条件ですね。あなたしかできない仕事をツールに任せてしまうと・・・よくある間違った使い方になるのでご注意ください。。。
得意な分野は積極的に活動して伸ばしていき、不得意な分野は自分で勉強する時間がある以外なら、他に任せる方が良いということです。
まずは、自分の得意な分野から売上げ(収益)を増やしていくことを優先しましょう。