Clubhouse(クラブハウス)のコミュニティガイドライン(2021年1月6日更新)を読み解いてみました。これまでのSNSの常識とは大きく異なる点があります。
ルールに違反するとアカウント削除される可能性が非常に高いので規約を守って楽しみましょう。
※和訳が間違ってたらごめんなさい
Clubhouse(クラブハウス)の利用規約※和訳
Clubhouseを利用する際には、以下のルールを常に遵守することに同意するものとします。また、他のお客様がこれらのルールに違反している場合、重大な影響を受け、本サービスから削除される場合があります。
Clubhouseガイドライン
- 本サービスでは、本名と身分証明書を使用する必要があります。
- クラブハウスを利用するには18歳以上である必要があります(国によって要求される場合はそれ以上の年齢が必要です)。
- お客様は、いかなる個人またはグループに対しても、虐待、いじめ、嫌がらせを行ってはなりません。
- いかなる個人やグループに対しても、差別をしたり、憎しみに満ちた行為に従事したり、暴力や危害を加えるような脅迫をしてはなりません。
- 事前の許可なしに他人の個人情報を共有したり、共有するように脅したり、共有するように煽動したりしてはいけません。
- 事前の許可なく、クラブハウスで得られた情報を書き起こしたり、記録したり、その他の方法で複製したり、共有したりすることはできません。
- お客様は、知的財産権またはその他の所有権を侵害するような会話に関与したり、コンテンツをアップロードしたりすることはできません。
- 虚偽の情報やスパムを拡散したり、情報を人為的に増幅または抑制したりすることはできません。
- お客様は、未成年者を含む個人またはグループに危害を加えることを意図している、またはその可能性がある情報(または合成または操作されたメディア)を共有または宣伝してはなりません。
- お客様は、本サービスを不正または違法な活動を目的として利用してはならないものとします。
このように明確なルールが定められています。
Clubhouse利用規約のポイント
アカウント作成時では身分証明書の登録が必要なかったのですが、今後正式に求められる可能性があります。
特筆すべき点は、「クラブハウスで得られた情報を書き起こしたり、記録したり、その他の方法で複製したり、共有したりすることはできません」という点でしょうか。Clubhouseでの会話は完全にオフレコだとルール上で明記されている点です。
TwitterやYouTubeで話したことを週刊誌が取り上げたりウェブニュースに掲載されることはよくありますが、書き起こしやレコーディングがNGであればこれがまったくのゼロになるはずです。
気をつけたいのは、一般素人がブログやSNSで話していることや聞いたことを「ウェブの記事として書いてしまう」ケースです。たまに見かけますが記事を書いた人のアカウントを通報したら、その人のアカウントは削除されるかもしれませんね。
得られた情報を共有してはダメだということは具体的な内容でなくとも、「こんなこと話してた」「これについての話題が繰り広げられている」というのもNGだと言えます。
アクセスを集める目的でネタにする人もいますが、ルールとして明記されているのでしっかりと守りましょう。記録はもちろん書き起こしもダメです。
逆に考えると、運営側がこのような明確なルールの中にオフレコとしての会話を楽しむといったコンセプトを全面に打ち出してくれているので、これまでの音声ラジオとは違った風土が培われていくのではないかと期待できます。
Clubhouseの利用規約違反はアカウント削除の対象となりますので、ルールを守って楽しく利用しましょう。