Googleアナリティクス(GA4)でサブディレクトリの新サイトを追加!プロパティ設定の最適解とは?

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Googleアナリティクス(GA4)でサブディレクトリの新サイトを追加!プロパティ設定の最適解とは?

今回は、サブディレクトリ(例:example.com/new-site/)に新しいウェブサイトを追加した場合、Googleアナリティクス(GA4)でどのように設定すべきか について解説します。

同じような悩みを持つ方の参考になれば幸いです!

 

💡 結論:サブディレクトリのGA4設定は「新しいプロパティ」 or 「既存プロパティ」?

ジャンルが異なるなら → 「新しいプロパティを設定」するのがオススメ!
ジャンルが近く、統合データを分析したいなら → 既存プロパティを使用(フィルタで管理)

 

1. 「新しいプロパティを設定」が適切なケース

ルートドメイン(例:example.com)とは異なるジャンルのウェブサイト をサブディレクトリで運営する場合は、新しいGA4プロパティを作成 するのがベストです。

📌 理由

  1. データを明確に分けられる

    • ルートドメインと異なるジャンルなら、ユーザー層やコンバージョン目標が異なるため、別のプロパティで管理した方がレポートが見やすい
    • 例えば、example.com が「ニュースサイト」、example.com/new-site/ が「ECサイト」なら、分析軸がまったく違うため分離した方が運用しやすい。
  2. トラッキングやイベントの設定が独立できる

    • GA4ではプロパティごとにトラッキング設定が独立 しているため、別プロパティならそれぞれ最適なイベントを設定できる。
    • 例えば「ニュースサイト」はページビューや滞在時間が重要、「ECサイト」は購入完了イベントが重要など、異なるKPIを適切に管理できる。
  3. Google広告・マーケティングの計測がしやすい

    • Google広告との連携を考えると、別プロパティにした方が広告効果を正しく測定しやすい。
    • 異なるターゲット層向けの広告キャンペーンを運用する場合、データを分けることで最適化がスムーズに

 

2. 既存プロパティのままにするケース

一方で、以下のような場合は「新しいプロパティを作らず、既存プロパティのまま運用する」選択肢もあります。

📌 既存プロパティを使うべきケース
✅ サブディレクトリのサイトも 同じジャンル・同じターゲット層向け
✅ ユーザーが ルートドメインと行き来することが多い(内部リンクが多い)
サイト全体の動きを統合して分析 したい

この場合、GA4の 「レポートフィルタ」「カスタムレポート」「エクスプローラ」機能を活用 すれば、サブディレクトリのデータだけを抽出して分析できます。

🎯 方法:

  • カスタムレポート を作成し、page_path で new-site/ を含むデータだけを抽出
  • 比較セグメント を使い、ルートドメインとサブディレクトリを分けて分析
  • Googleタグマネージャー(GTM) でサブディレクトリ専用のイベントを設定

 

3. 具体的な設定手順

🔹「新しいプロパティを設定」する方法

  1. GA4の管理画面 へアクセス
  2. 管理(Admin)」→「アカウントの選択
  3. 新しいプロパティを作成」をクリック
  4. 「プロパティ名」 に新しいサイトの名前を入力(例:Example New Site
  5. 「レポートのタイムゾーン」と「通貨」を設定
  6. 「ビジネスの概要」 でサイトのジャンルを選択
  7. 「データストリームの設定」 で「Web」を選び、サブディレクトリのURLを入力
  8. トラッキングコード(Gtag.js)をサイトに設置

💡 ポイント

  • GA4プロパティは後から統合できないため、慎重に選ぶこと!
  • Google広告との連携 も新プロパティで設定し直す必要あり

 

🔹既存プロパティのままデータを分ける方法

  1. GA4の「エクスプローラ」レポート を開く
  2. フィルタを追加」→ page_pathnew-site/ を含む条件を設定
  3. カスタムディメンションを作成(GTMを使い、サブディレクトリごとのデータを送る)
  4. 比較機能を活用(ルートドメインとサブディレクトリを比較)

💡 ポイント

  • 1つのプロパティ内でサイト全体の流入やユーザー行動を把握したい場合に有効
  • 設定変更が少なくて済むので、短期間のサイト運用ならこの方法が楽

 

4. まとめ

設定方法 オススメのケース
新しいプロパティを設定 サブディレクトリのサイトがルートドメインとジャンル・ターゲットが異なる場合
既存プロパティのまま運用 同じジャンルで運営し、統合的にデータ分析したい場合

🔹基本ルール

  • 別ジャンルなら「新しいプロパティ」
  • 同ジャンルなら「既存プロパティ + フィルタ/カスタムレポート」

 

5. どっちを選ぶべき?迷ったら…

  • 「今後、サブディレクトリを独立したサイトとして運営するか?」
    Yes ➝ 新しいプロパティ
    No(全体で統合したい) ➝ 既存プロパティ

  • 「ルートドメインとサブディレクトリのユーザー行動は似ているか?」
    Yes ➝ 既存プロパティ
    No ➝ 新しいプロパティ

 

💬 まとめ

今回のポイントをおさらいすると、
サブディレクトリが別ジャンルなら「新しいプロパティ」を設定
同じジャンルなら「既存プロパティ」でレポートを工夫
GA4のデータ構造を考えた上で、管理しやすい方法を選択!

GA4の設定は一度決めると後から変更が難しいので、運用のしやすさ を意識しながら最適な方法を選びましょう!😊

🎯 GA4の設定で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください! 🚀

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。