シンプルに物事を考えればいいものを思考が止まってしまうことで複雑に考えてしまう人もいます。このようなケースでは大きく停滞するどころか、間違った方向に行ってしまうこともあるので注意ですね。
もしそれに気づいたときには、ある部分だけ意識するようにしましょう。
それは「感情」です。物事を考えるときに感情を入れないようにするだけで一気に思考が加速します。
人は感情で動く生き物です。感情を一切抜きにして理論だけで動ける人なんていません。思考を巡らせるときには、感情が邪魔になったりするんですよね。自分では集中力を高めて考えていると思っていても、実は自分の感情が入ってしまい、どんどん複雑になっているときもあるのです。
そのため、思考を巡らせる際には徹底的に自分の感情を捨てることが大切です。できればゼロに近い状態まで削ぎ落とせればベストです。
感情がなければシンプルに物事を考えられるようになり、問題点が明確にわかるようになります。問題点がはっきりすると判断も下しやすく、結果として問題を解決するためのスピードが早くなります。
身近な例で言うと、部屋の大掃除をするときに物を捨てるか捨てないかのケース。手にした物に対して過去の思い出を馳せてしまうと、本来は不要なはずの物でも捨てづらくなります。また、いつまでたっても片付かないのと同じです。
自分の感情を徹底的に抑えて考えてみましょう。そして、あらゆる角度から考察していくといいですね。
思わぬところにヒントが落ちていることに気づけるようになるので、思考停止状態になりがちな人は日頃から意識しておく良いのではないかと思う次第です。
それでは。