Chatwork(チャットワーク)は、API連携が可能なビジネスチャットツールの一つです。
APIとは、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェイス)の略で、外部のプログラムやシステムとデータのやりとりを行うための仕組みです。チャットワークのAPIを利用することで、他のシステムとの連携を行うことができます。
ここでは、チャットワークのAPI連携について、具体的にどのようなことができるのかについて説明します。
チャットワークのチャット機能との連携
チャットワークのAPIを利用することで、他のアプリケーションからチャット機能を利用することができます。たとえば、お客様からの問い合わせを受け付けるシステムにチャット機能を組み込んだり、チャットボットを作成することができます。
BtoC事業に取り組んでいる人はこのあたりを自動化していきたいですね。
タスク管理機能との連携
チャットワークのAPIを利用することで、他のアプリケーションからタスク管理機能を利用することができます。たとえば、タスク管理システムにタスクを登録したり、タスクの進捗状況を確認することができます。
チャットワークのタスク機能を使っている人は多いイメージがあります。使い勝手をよくするためにも他のサービスと連携させていくのも良さそうです。
スケジュール管理機能との連携
チャットワークのAPIを利用することで、他のアプリケーションからスケジュール管理機能を利用することができます。たとえば、カレンダーアプリケーションにスケジュールを登録したり、スケジュールの共有を行うことができます。
日頃からタイトなスケジュールで動いている人には便利な機能の一つです。
ファイルストレージ機能との連携
チャットワークのAPIを利用することで、他のアプリケーションからファイルストレージ機能を利用することができます。たとえば、ファイル管理システムにファイルをアップロードすることができます。
GoogleやDropboxと連携させている人は多いですね。後からファイルを探すのもチャットワーク内よりファイル管理システムを使ったほうが効率的です。
メンバー管理機能との連携
チャットワークのAPIを利用することで、他のアプリケーションからメンバー管理機能を利用することができます。たとえば、社員管理システムに従業員の情報を登録したり、社員のメールアドレスやチャットワークのアカウント情報を一元管理することができます。
外部の人とやり取りするのにチャットワークを利用している人は多いでしょう。セキュリティ的な観点から管理機能をAPIですべておこなうには多少の知識が必要ですが、使いこなせれば効率アップできるでしょうね。
カスタムアプリケーションの作成
チャットワークのAPIを利用することで、カスタムアプリケーションを作成することができます。たとえば、自社の業務に特化したアプリケーションを作成することができます。
このあたりになると専門的な知識が必要です。既存のサービスと簡単に組み合わせることができればいいですが、求めているものに完全マッチさせるならオリジナルでアプリケーションを作成したほうが良いですね。
まとめ
以上のように、チャットワークのAPIを利用することで、他のシステムとの連携を行うことができます。API連携を活用することで、業務の効率化や自動化を図ることができます。また、チャットワークのAPIには、豊富なドキュメントやサンプルコードが用意されているため、APIの利用方法についての情報収集も容易です。
どの業種にも使えそうなので、うまくAPIを使いこなせばかなり効率アップできるのではないでしょうか。