インターネットビジネスに取り組んでいると「完璧なものを作りたい」と思ってしまいがちですよね。
何か新しいことを始めるとき、最初から素晴らしいものを作ろうとする人をよく見かけます。
特にネットの世界では、他の人の成功例をすぐに見ることができるので、最初からハイレベルなものを目指してしまいがちです。
でも、これってかなり危険な考え方なんですよね。
なぜかというと、ネットは真似が簡単だからです。
あなたが苦労して完璧なものを作り上げたとしても、それを見た誰かがすぐに真似できてしまうんです。ブログ記事でも、サイトデザインでも、メルマガの文章でも何でもそうです。
だからこそ、最初から完璧を目指すよりも、まずは7割くらいの完成度でスタートするほうがいいんですよ。
「完璧じゃないとスタートできない」という考えは、実は行動を妨げる最大の敵です。完璧を求めすぎると手が止まって、急ブレーキがかかってしまいます。
実際、私もサイトを作るときは7割くらいの完成度で公開することが多いです。
売り上げが出るようなら、そこからテコ入れして10割に近づけていく。記事も同様で、書いて投稿して、足りなかった部分をあとから修正したり、次回の記事に活かしていくんです。
もちろん、5割以下の状態でスタートするのは準備不足感が否めませんけどね。でも8割程度なら即GO、6割程度ならケースバイケースでGOという感じです。
行動していく中で、どうやって10割100%に近づけていくかを試行錯誤しながら進めていく。そしてその過程の中に10割に近づけるためのヒントや鍵が隠されているものです。
完璧を目指すことは悪くありません。ただ、「スタートするときに完璧であること」と「最終的に完璧になること」は全く別物だということを理解しておきましょう。
完璧を目指す過程で試行錯誤することが、あなた独自のノウハウになっていきます。真似されないオリジナリティが生まれてくるのも、この過程があるからこそなんです。
10割の完成度を目指して何も行動できないよりも、7割の状態で動き出して少しずつ改良していくほうが、最終的に素晴らしいものが出来上がります。
ネットの世界は特にスピード感が重要です。完璧を目指すあまり出遅れてしまえば、いくら素晴らしいものでも誰にも気づいてもらえないこともあります。
はじめから完璧を目指すのではなく、まずは6~7割くらいを目指して仕上げていくのがいいのではないでしょうか。
ビジネスでも人生でも、うまくいくかどうかわからないことでも、まずは行動してみることです。どんな結果になるかより、行動すること自体が大事なんですよね。
それでは。