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周囲からの評価をグンとアップさせる期待値はこうやって操作していく。

2014/10/14

先日、前向きなホラを吹くという話をしたところ、
ご意見を頂きました。

「来月の売上は●●万円達成するから!」
と、オーバーに公言されたのです。

仕事に対しての見込みを聞かれたときは、
前向きなホラも面倒なことになります。

「目標を掲げる」こととは違います。

物事には期待値というのがあって、
周囲からの評価はこの期待値によって決まります。

 

例えば、不動産営業マンであるとして、
「今月は新規契約を5件取ります!」
と、公言して本当に5件売れたとしましょう。

この場合、約束をきっちり果たしたことで、
ホラ吹き野郎の扱いはされないとしても、
スターになることもありません。

 

ただ、約束を守っただけ。

 

ここで、自分の見込みを少し低くサバを読み、
「今月は新規契約を3件取ります!」
と、公言していたらどうでしょう?

同じ月間契約本数5本だとしても、
ちょっとしたヒーローになります。

私のこれまでの経験や見てきた会社の
数字を持ってくる営業部で出来る人間は、
申込書をデスクの引き出しに隠していました。

 

社内の数字が足りないとき、
グループで目標数値に達していないとき、
サッと引出しから申込書を出すのです。

「しゃーないな。」って。

新米営業マンで数字が足りないころ、
そんな上司に憧れの気持ちすら抱きました。

 

正直者すぎることは、あなた自身の価値や評価を
高めるためのチャンスを自ら失っているのです。

 

では、どのくらいの見込数が理想かというと、
「確実に達成するという数字」
「ほどほど努力すれば達成する数字」
がベストです。

前向きなホラ吹きによって自身を高めることと、
期待値によって評価を上げることは異なるので、
うまく使い分けるようにすべきですね。

 

もちろん、低く見積もり過ぎて、
「今月は0本を脱出します!」
なんて約束は・・微妙ですので。

さじ加減には充分注意してください。

 

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。