テーマが決まり実際に記事を書き始めるところまで来ました。記事を書く時はいきなり書くのではなく、まず記事の全体像となる構成を決めましょう。大枠の土台となる部分です。
基本的な記事の構成としては
- 記事タイトル
- 導入文
- 見出し1
- 本文1
- 見出し2
- 本文2
- 見出し3
- 本文3
- (以後繰り返し)
- まとめ
となります。
記事構成と本文の書き方に関しては別のところで解説していますので、ここでは簡単にポイントだけお伝えします。
導入文章に関しては、その後(導入文章以下)の文章が読みたくなるように、ユーザーをしっかりと惹きつける内容が理想です。
そして、記事の結論となる部分も、この導入文で書いていきましょう。稀に結論を書かずダラダラとした導入文を書く人もいますが、冒頭に結論となる答えを書いた方がユーザーにとっては親切です。
冒頭で結論を書くと、最後まで読んでくれないのではないかと不安になる必要はありませんので自信を持って書きましょう。結果的に満足度も高まります。
ユーザーはGoogleで検索して、あなたの記事を訪問してくれているわけですから、「答えとなる部分があなたの記事に書いてあるかどうかを先に知りたい」のです。
どれだけボリュームのある記事だとしても、ユーザーの求めている答えがそこに書いていないのであれば時間の無駄だったと思われるでしょう。もしかしたら、瞬間的に滞在時間は長くなるかもしれませんが、二度とあなたのサイトブログを訪問したいとは思わないものです。目先の利益を追わず、繰り返し訪問してもらえるようなファンを獲得していきましょう。
導入文の後に見出しを書き、その見出しに沿って詳細となる本文を書いていきます。それを何度か同じように繰り返し、最後は改めて結論で締めくくる形です。
以前、ライティングの基本でお伝えしましたが、文章の作り方や流れは覚えているでしょうか。思い出してみてください。
- これに関する悩みの答えはこれです
- なぜなら、このように言われているからです
- その根拠となるものはこれです
- さらに私の経験としてこのようなことがあります
- 結論、これに関する悩みの答えはこれです
形に沿った記事を書いていくことは、初期段階で非常に大切なことです。同じような形式でずっと書いていくと飽きてしまうかもしれません。
しかしながら、まずは基本的な形を理解して、成果が出始めてからあなたなりの形に変えていけばよいのです。はじめのうちから応用編に挑むのではなく、まずは基本的なことを身につけるようにしていきましょう。
記事の構成は冒頭でも述べたように、導入文が非常に重要になります。
考え方としては、
- 最後のまとめを見てもらうための見出しや本文を書く
- 見出しや本文を見てもらうために、導入文を書く
- 導入文を読んでもらうために、記事タイトルを魅力的なものにする
といったように、後ろ(ケツ)から考えていくようにしましょう
言い換えると、
- 最後まで読んでもらうためにはどうしたら良いのか
- 本文を読んでもらうためにはどのような魅力的な導入文を書けば読みたいと思ってくれるのか
- どのような記事タイトルをつければクリックして記事にたどり着いてくれるのか
など、手前から考えるのではなく奥から考えるようなくせづけをすることが大切です。
そして、導入文では結論を示しながらも読み手の状態としては、「この書き手の人はなぜこの結論に至ったんだろうと」思ってもらえるような状態にすることです。
「結論は分かった。じゃあなぜそう思ったの?そうなるの?」というところで、深堀りしていく、深く読み進んでもらうようなイメージですね。
今伝えたことがすべて理解できないとしても、頭の中でざっくりとしたイメージで良いので、常に持っておいてください。その意識がある中で書きつづける記事と意識が無いままで書き続けるのでは表現の仕方や伝わり方が不思議と異なります。
今回お伝えした記事の基本的な構成に従って書いていき、まずは記事を一記事仕上げることに慣れていってくださいね。
次回は「ゴール(出口)設定」について。
それでは
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