一つの作業をこなすのに、仕事が速い人とそうでない人に分かれます。
ということで、仕事を速くこなすための方法について触れてみます。ここでいう仕事が速いとは文字通り、「早い」という意味ではなく「速い」というspeed的なものです。
仕事を速くこなすということは、当然速いだけではダメで、「早かろう安かろう」という言葉があるように、質が悪い仕事だと評価されることはありません。
仕事が速いのはいいことですが、速いだけでは意味がないということです。
つまり重要なのは、仕事が速いということは、設定された期日よりも早く、確実な仕事を完了させるということになります。ビジネスにおける客観的評価でいえば、与えられた仕事以上・求められた期待以上の仕事をすることが評価となりやすいものです。
しかしながら、
「そんなことはわかっている」
「理解できているけど、仕事が速くこなせない」
という声があるのも事実です。
そのために、どうしたら良いか?ということですが、
- スケジュール(時間的な)管理=計画性
- 仕事が速くこなせる環境を整える
ということが大切な項目だと思います。
スケジュール(時間的な)管理=計画性
仕事は段取りが大切です。計画をしっかりと立てて行動するということです。仕事完了までにかかる時間を正確に把握して、それに使える時間を導き出していきます。
例えば、ネット作業の一つに記事作成という作業があります。
これは大きく分類すると、準備・構成・入稿・確認という作業に分かれます。
準備というのはインプット(ネタ探し・取材等)によるテーマを探すことです。構成では小見出しや書く順番、画像の配置、出口はどうするか?という全体的な流れを決めます。入稿は、実際の文章作成やそれを投稿していく作業です。最後に文章全体とレイアウトなどを確認していきます。
何回か経験することで、どの作業がどのくらいの時間が必要だということがわかってきます。
設定された期日に仕事が間に合わない人の多くが、「なんとかなるだろう」という考えのもと、計画をおろそかにすることがあります。たまに、一度や二度うまくいくことがあっても、なんとかならないケースの方が多いのです。
仕事が速くこなせる環境を整える
仕事を速くこなすために、もう一つ大切なのは集中力です。
自分の決めた時間、決められた時間に集中して仕事に取り組むことが仕事を速くこなす秘訣だと思います。
特にパソコンを利用する仕事環境にある人の、作業を阻害する大きな要因はインターネットだと言われています。誰しも、ついついネットサーフィンで多くのムダな時間を費やしてしまったということが一度や二度は経験があるでしょう。
仕事が速くこなせるわけがありません・・・
しかしながら、インターネット上のサイトには猛者たちが色々な仕掛けをつくり、どんどん引き込まれるような作りに仕上げています。Yahoo!トップページなどもページビューを増やすために、プロによって様々な工夫がされているわけですね。
このような誘惑によって作業していた集中力が切れないためには、仕事が速くこなせる環境を自ら作ることがポイントです。
例えば、各ブラウザに設定してあるホームボタン。これを私はエバーノートWEB版の管理画面に設定しています。ブログ原稿作成やメルマガ原稿作成を半強制的に意識せざるを得ない環境にし、すぐに誘惑サイトに移行できるような環境を排除する方法です。
メールソフトやメールブラウザも一日に決めた時間しか立ち上げないようにしています。
今すぐ行動に移す
仕事を速くこなすための重要な項目をあげましたが、これらはたくさんある方法の中の一部に過ぎません。仕事が速くこなせるようになりたいという人は、これらを、まず、やってみてください。
仕事を速くこなせていないという人は、仕事を速くこなすためにはどうしたら良いのか?という問題に対して、どれだけ向き合って考えて行動したことがあるのか、だと思います。
「やらないといけないのはわかる」
「仕事が速くこなせることに越したことは無い」
と、思う人もいるわけですが、仕事が速くこなせない人の多くがこの思考のままストップし、行動しないままだという傾向があると言われます。どんな業界でも結果を出す人の主な特徴は、素直な人・行動できる人が多いです。
頭では理解できていても、まだ上記のような行動すらできずに繰り返してしまう人もいるわけですが・・・。そうならないためには、繰り返しますが、まず、やってみてください。
仕事が速くこなせることを実感できるようになれば、その仕事が楽しくなりますよ。
仕事を速くこなすためのまとめ
- 仕事が速い=設定された期日よりも早く、確実な仕事を完了させること
- 与えられた仕事以上・求められた期待以上の仕事をすることが評価になる
- 方法としては、「計画性(時間的)管理=計画性」と「仕事を速くこなすための環境を整えること」
- そして、これらを今すぐ行動に移すこと