広告 考え方・マインド

不義理にするということ

2014/06/09

メルマガの部数が一万部を超えてくると、多方面から広告掲載を含め様々なお誘いがあります。

 

これは、読者数が多いメルマガ媒体、アクセス数が多いブログ媒体を持っている人であれば誰しも経験したことがあることでしょう。

実は、これまで独自メルマガで配信していて読者数が多くても、そんなお誘いは少なめでした。

成約数が多くなることでお誘いがかかる状態で、見た目では部数がどれくらいか把握できないので依頼するという判断は難しいのです。

そのお誘い自体は別にいいんです。

大きい媒体に広告掲載した方が費用対効果が高いというのは、判断材料の一つとしてごく自然なことです。

 

で、ですね、

これまで交流なんて全くなかったのに、ポンッと連絡して何かをお願いするという人もいます。その中には、当然受け入れがたいものがあります。

はじめましてーー!的な。

いつもブログ見ています、という割には、コメントも無かったり、付いたコメントも当たり障りない内容で誰にでも当てはまるような内容であったり。(当然コメント承認しませんが笑)

いま流行しているのは、数回コメントを残した後に何かの掲載依頼をしてくるというパターンですね。膨大な数が来て、一つずつ対応しているとキリが無いのでフルシカトです。

 

不義理という言葉がありますが、その意味には、

1.義理を欠くこと。また、そのさま。
2.人から借りた金や物を返さないでいること。
(※コトバンクより引用)

とありますが、
最低限の礼儀礼節は何事にも必要だと思う次第です。

 

何か私から紹介購入してくれた購入者さんやリアルビジネスで交流が深い人から、紹介依頼があれば前向きに検討したいなという気持ちになるのは当然です。

私も人間ですから。

 

それでなくとも、数回の交流や連絡がある人を、初めましての人よりも優先させたいと思うのは至極当然なことだと思うのです。

少し前に、このような相談がありました。

==▼質問ここから▼==

(冒頭の挨拶分は省略します。)

これまでずっと連絡が取れなかった人、
取っていなかった人から、
突然電話があり、お願い事をされました。

その内容は、
お金を貸してほしいというものでした。

私は大きい収入を得ているわけではないですが、
ネット上で活動していることを知り連絡してきたようです。

昔からの知り合いなので、
冷たくあしらうこともできないのですが、
今の私に貸すほどの余裕はありません。

このような場合、
どのように断るのが良いのでしょうか?

==▲質問ここまで▲==

というものです。

「どんな相談が来てるんだ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ネットビジネスとは関係ない質問や相談は結構あります(苦笑)。

 

で、今回ネタとして取り上げるために、この方へ対して以下のように個別回答したわけです。

==▼回答ここから▼==

普段連絡してこないくせに、
こういう時だけ連絡するような人はクソです。

なので、お金は貸せませんし、
お金以外でも協力するつもりはありません。

と回答したらどうですか?と。

==▲回答ここまで▲==

回答としての内容は短いですが、たくさんの意味がこもっています。

 

長い人生、誰でも経験します。

 

普段連絡取れない、電話に出ないという状態なのに、向こうから連絡があったと思えばお願いごとの連絡だというケース。ずっと連絡が無い人からいきなり連絡があったときには、そういうケースも多いですね。

とても残念な気持ちになりますが。

 

お願い事をするときには、基本的には自己都合なのですから、本来は定期的に連絡を取るような関係性であるべきですよね。

電話一本、たった三分の時間でも作れば良い話です。

 

常日頃から義理を欠いた行動をしている人間に対しても、まったく気にも留めず協力してあげたいという気持ちになるような人って、心が広いというより、もはやただのお人よしですよ。

緩く仕事をしていく場合は別ですが、厳しい業界に足を踏み入れるような経営者向きではないような気がします。

ほんと、キリが無いくらい寄ってきますからね。
いろんな人が。

 

人生を重ねていくと義理を欠かせない人が増えて来るのは当然で、それはそれで大変な部分もあるわけですが、せめてお正月やお盆の時期に年賀状やお中元お歳暮など、会話が無くても義理を欠かさない行動はできるわけです。

 

義理と人情を大切にできない人は信用できないです。

 

これはネット上のビジネスでも対面のビジネスにおいてもそうです。

逆にネット上であれば、顔が見えない相手ですので、いつも以上に義理と人情は重要視しなければならないと思います。

 

私がはじめて就職した職場(大阪時代)では、食事をご馳走になったときは三回のお礼は欠かさないようにしていました。

これが正しいのか、悪いのかはわかりませんが、それは今でも心に留めています。

■ご馳走になった直後に対面で一回目。

■別れた後に電話で二回目。
(遅い時間ならメール)

■翌日(←これ絶対)の出勤時に対面で三回目。
(会えない人なら電話でお礼)

 

毎晩連れて行ってもらったときには、毎日毎日欠かさず言うことになります。
重要なのは、お礼の気持ちを「言葉として表現して相手に伝える」ということです。

 

まあ、そんな
私の昔話はどうでも良いのですが。

 

何かのお願い事をするときには、日頃から良い人間関係を構築していることが大切です。

それができなくても、何回かアクション(交流含めて)を起こした後にお願い事をする方が相手も気持ちが良いと思うでしょう。

相手もバカじゃないですからね。

 

私もこれまでそういう経験があり、なんだこいつと思いながらお願いを引き受けたこともありますが、

その度に
「そういう(不義理な)人間なんだ」
というレッテルはキッチリと貼ります。

 

ネット上でも、対面でも、相手は人間ですから、何事も義理を大切にして損は無いと思います。

 

ご参考までに。

 

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。