結論で選ぶWeb会議ツール3選|Zoom・Google Meet・Teamsの違い

結論で選ぶWeb会議ツール3選|Zoom・Google Meet・Teamsの違い
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オンライン会議のツール選びで「Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsって、結局どれを使えばいいの?」と迷ったことはありませんか。

私も周りからよく聞かれる質問なんですが、3つとも実際に使ってみると、それぞれ得意な場面がはっきり分かれていることに気づきます。

機能面はどんどん似てきている一方で、「誰と」「どんな目的で」使うかによって最適解が変わるのが現実です。この記事では、料金・特徴・選び方を整理して、あなたが自信を持って一つに絞れる状態を目指します。

結論を先にお伝えすると、外部向け講座やセミナー中心ならGoogle MeetかZoom、Google Workspaceで業務が回っているならGoogle Meet、社内基盤をMicrosoft 365で統一したいならMicrosoft Teamsが有力候補です。

目次

まず押さえたい3サービスの料金比較

選び方を考える前に、お金の話から見ていきます。料金は変動するため、契約前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

ここでは2026年5月時点で公開されている主要プランをまとめます。

サービス無料プラン主な有料プランの目安
Zoom100人・40分までPro 年額30,700円前後/ライセンス、Business 年額42,220円前後/ライセンス【要確認】
Google Meet(Google Workspace)100人・60分までBusiness Starter 月800円、Standard 月1,600円、Plus 月2,500円/ユーザー、年間契約・税別
Microsoft Teams(Microsoft 365)100人・60分までBusiness Basic 月899円、Standard 月1,874円、Premium 月3,298円/ユーザー、年払い・税別

Zoomの無料プランは100人まで40分という制限があり、有料プランにすると1回あたり最大30時間まで会議を続けられます。

Businessプランなら参加可能人数も300人まで広がり、アドオンを追加すれば最大1,000人規模の大型会議にも対応します。

Google Meetは、Googleアカウントさえあれば100人・60分まで無料で使えるのが大きな魅力。

Google Workspaceの有料プランに入ると会議時間が最大24時間まで延び、録画機能や管理機能などもプランごとに段階的に解放されていきます。

Microsoft Teamsは、Microsoft 365とセットで考えるのが基本。Business Basicでも法人メール、1TBのクラウドストレージ、Teamsでの会議機能がまとめて使えます。

Standard以上ならWord・Excel・PowerPoint・Outlookのデスクトップ版まで揃うので、Office全部入りに近い感覚で使えるのが特徴です。

Microsoft 365は2026年7月1日から、グローバルで一部プランの価格改定が予定されています。Business BasicやStandard、Microsoft 365 E3・E5などが値上げ対象で、Business Premiumは据え置きの見通し。導入を検討している方は、改定前後の動きにも目を配っておくと安心です。

Zoomが向いている人

Zoomは3つの中で「オンライン会議のためのツール」という色が一番濃いサービスです。会議に特化して進化してきた歴史があり、その分シンプルで分かりやすい。

最大の強みは、参加者のハードルが低いこと。「Zoomで集合してください」と伝えるだけでだいたい通じますし、ITが得意ではない受講者でもURLをクリックすれば入れる手軽さがあります。

実際に講座運営の現場でZoomが選ばれ続けているのは、この「説明が要らない」という安心感が大きいんですよね。

Zoomの得意・不得意

得意な用途

オンライン講座、セミナー、個別相談、面談、商談など、社外の人を呼ぶ場面全般

強み

外部参加者が入りやすい、画面共有が直感的、ブレイクアウトルームなど講座向け機能が充実

弱み

Google WorkspaceやMicrosoft 365のような業務一式の統合基盤ではない

よく使う人

講師、スクール運営、コンサル、士業、営業、カスタマーサポート、医療・教育・企業研修

近年のZoomはZoom Workplaceとして方向転換を進めていて、Web会議だけでなくチャット、メール、カレンダー、AI Companionまで含めた業務基盤に広がりつつあります。

会議の自動要約やフォローアップ作成などAI機能も標準搭載されてきており、「会議特化」だけのサービスから一歩踏み出している印象です。

導入事例では、井村屋グループが2025年春に日本で初めてZoom MailとZoom Calendarを本格導入し、業務をZoom上で完結させる方向に動いた例も注目されました。

Zoomを選ぶべき典型例は、「受講者が毎回入れ替わる」「ITが得意ではない人にも参加してもらう」「オンライン講座や個別相談を安定して回したい」というケース。

講師業や個人事業の現場とは特に相性がいいツールです。

Google Meetが向いている人

Google Meetは、Google Workspaceの一部として組み込まれているサービス。「会議そのもの」より「Google一式の中の会議機能」と捉えると、立ち位置が分かりやすくなります。

強みはやはりGoogle製品との連携。Gmailで予定を打ち合わせて、Googleカレンダーで会議URLを発行して、Googleドライブで資料を共有する——この一連の流れが摩擦なく回るのは大きなメリットです。

すでにGoogleで業務が回っている人にとっては、わざわざ別ツールを増やす必要がなくなります。

私自身はGoogle Meetをメイン利用しています。

Google Meetの得意・不得意

得意な用途

社内会議、定例ミーティング、Googleカレンダー経由の打ち合わせ

強み

Googleカレンダーとの連携、URL共有の手軽さ、ブラウザだけで完結する身軽さ

弱み

講座・セミナー用途では「Zoomのほうが慣れている」という参加者がまだ多い

よく使う人

Google Workspaceを利用している中小企業、教育機関、自治体、IT系、クラウド前提の組織

Google WorkspaceのBusinessプランは最大300ユーザーまで、Enterpriseは上限なし。

ストレージはBusiness Starterが30GB、Standardが2TB、Plus・Enterprise Plusが5TBのプール型で運用されるので、容量管理もシンプルです。

導入事例として大きいのが、ANAグループがGoogle Workspaceを約4万9,000アカウント導入し、Gmail・Googleドライブ・Google Meetをグループ全体で活用している例。

東邦ガスでも、Google Workspace導入によってモバイルワーク可能な人数が200人から8,000人に拡大し、Google Meetの活用で会議室の利用頻度が下がったという報告があります。

Google Meetを選ぶべき典型例は、「予定はGoogleカレンダー」「資料はGoogleドライブ」「メールはGmail」がすでに定着している場合。

この運用なら、追加でZoomを契約しなくてもMeetで十分カバーできるケースが多いです。

Microsoft Teamsが向いている人

Microsoft Teamsを「ビデオ会議ツール」として捉えると、本来の強みを見誤りやすいんですよね。Teamsの本質は、社内コミュニケーションの中心に据えるための「コラボレーション基盤」です。

ZoomやMeetは「会議を開く」感覚が強いのに対して、Teamsは「チャット、ファイル共有、会議、タスク、Office文書の共同編集をひとつにまとめる」発想で作られています。

社員数が多くて部署もある会社ほど、この設計が効いてきます。

Microsoft Teamsの得意・不得意

得意な用途

社内チャット、部署別チーム運用、Office文書の共同編集、社内会議

強み

Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneDrive、SharePointとの強力な統合

弱み

外部参加者やITに不慣れな人には、Zoomより分かりにくい場面がある

よく使う人

法人、自治体、大企業、Microsoft 365を導入済みの組織、バックオフィス中心の企業

Microsoft 365のBusiness Basicでも法人メール、1TBクラウドストレージ、Teamsでの会議・通話・チャットが含まれます。

Standardになるとデスクトップ版のWord・Excel・PowerPoint・Outlookまで使えるので、コスパで考えてもStandardから検討する企業が多いです。

導入事例も規模感が大きいのが特徴。佐川急便は約5万人の従業員向けにMicrosoft Teamsライセンスを導入し、現場ドライバーとバックオフィスの情報格差解消に活用しています。

気仙沼市ではTeams電話を導入して、リモートワーク時の電話対応や取り次ぎ業務の削減を進めている例もあります。

Teamsを選ぶべき典型例は、「社内の情報共有をチャット中心に切り替えたい」「Office文書の共同編集が頻繁にある」「メール・予定表・ファイル管理まで全部Microsoft 365でそろえたい」というケース。

組織として全体最適を考える段階で、Teamsの価値が一気に高まります。

3つの違いを一言で整理する

ここまで読んでも「結局自分はどれを選べばいいか」が見えにくい方もいるかもしれません。3サービスを一言で表現するなら、次のようになります。

サービス一言でいうと
Zoom外部向けオンライン会議・講座に強い
Google MeetGoogle Workspace利用者にとって自然に使える会議ツール
Microsoft Teams社内業務全体をまとめるコラボレーション基盤

この整理が頭に入っていると、自分の用途に近いほうが直感的にイメージできるようになります。

「会議だけが必要なのか」「業務全体の基盤を作りたいのか」を最初に決めると、選択はぐっと楽になるんですよね。

あなたに合うのはどれか、3つの選び方

具体的な選び方を3パターンで整理します。自分の状況に当てはまるものを基準に判断してみてください。

STEP
外部向けの講座・相談が中心ならZoom

受講者が毎回入れ替わる講座、個別相談、説明会が中心ならZoomが最も無難。特に参加者が一般個人の場合、参加方法の説明がしやすく、オンライン講座の標準ツールとしての認知度も圧倒的に高いです。

「Zoomでお願いします」の一言で済む安心感は、講師業にとって大きな武器になります。

STEP
Google Workspaceで業務が回っているならGoogle Meet

すでにGmail、Googleカレンダー、Googleドライブで業務が回っているなら、Google Meetだけで十分なケースが大半。

追加コストを抑えやすいうえに、予定表からそのままワンクリックで会議URLが発行できるので、運用の手間が最小限で済みます。

STEP
社内基盤をMicrosoft 365で統一したいならTeams

Microsoft 365を導入済み、もしくはこれからWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneDriveをまとめて整えたいならTeamsが最有力。

社内チーム運用、法人メール、ファイル共有、セキュリティ管理まで一気通貫で考えるなら、ZoomやMeet単体よりも組織運用にフィットします。

「会議用」と「業務基盤」を分けて考える

3サービスを並べてみると、Zoomは「会議用ツール」、Google MeetとTeamsは「業務基盤の一部」という性格の違いが見えてきます。だからこそ、組み合わせて使うのも十分にあり。

たとえば「外部向けの講座はZoom、社内会議はGoogle Meet」というハイブリッド運用は珍しくありません。

それぞれの強みを活かすほうが、無理に1つに統一するよりも結果的にストレスが少なくなることもあるんです。

よくある質問

無料プランだけで講座運営はできますか?

Zoomの無料プランは40分制限があるため、1時間以上の講座を毎回開催する方には不向きです。Google MeetとTeamsの無料プランは60分なので、短いミーティングなら無料でも回せます。

ただ、講座運営として継続するなら、録画機能や時間制限の解放を考えて有料プランへの移行を早めに検討するのがおすすめです。

3つを併用してもいいですか?

用途で使い分けるなら全く問題ありません。むしろ実務では併用が一般的で、「外部向け講座はZoom、社内ミーティングはMeet」という運用も自然な選択肢です。

ライセンスコストと管理の手間を踏まえて、必要な分だけ契約する形にしておくとバランスが取れます。

セキュリティ面で違いはありますか?

3サービスとも法人利用に耐える基本的なセキュリティは備えていますが、高度な管理機能はMicrosoft Teams(特にBusiness Premium)やGoogle Workspace Business Plus以上で充実します。

Zoomも管理機能は強化が進んでいますが、組織全体のセキュリティ統制という観点ではMicrosoft 365やGoogle Workspaceに分があります。

まとめ

Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsは、機能だけ見れば似てきていますが、得意な場面ははっきり分かれています。

「誰と」「どんな目的で」使うかを起点に考えれば、自分に合う1つは見えてくるはずです。

外部向けの講座やセミナーが中心ならZoom、Google中心の業務環境ならGoogle Meet、Microsoft 365で社内基盤を統一したいならMicrosoft Teams。

まずは自分の状況に一番近いものから、無料プランで実際に試してみてください。触ってみると、思った以上に向き不向きの差が体感できます。

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この記事を書いた人

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。

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