市場に対しての着目点、付加価値の提供によっていま取り組んでいるビジネスが大きく展開できるかもしれません。
今回は仕掛けるマーケティングについて考えてみます。
市場の見極め
マーケティングとは主に消費者の集まりのことを指します。つまり「市場」と呼ばれるものです。
ビジネスを仕掛ける際には、この「マーケット」に対してアプローチするわけですが、「今現在でサービスを購入している人たちだけが市場と呼ばれるものではない」ということです。
どういうことかというと、将来的に購入する見込みのある見込み客や、潜在客も含めて「市場」として捉えることが重要なわけです。この意味を理解することでアプローチする層や市場規模を正確に把握することができます。
やはり上場企業と呼ばれる会社の多くは、マーケットを正しく見極めてアプローチしています。専用の部署があってそれが仕事なわけですが、個人的も感心するようなことが多いのです。中小企業・個人レベルにも落とし込んで見習っていきたいところです。
例えば、「携帯電話の市場」
当初はビジネスマンを対象として携帯電話が登場しました。つまり、対象は「大人」と考えられていたわけです。
今では年齢層に関係なくほとんどの人が持っています。そして、小学生さえも見込み客として捉えたのです。防犯ブザー付きの携帯電話が代表的ですね。
「いざという時のために子供にも携帯を」と言われれば、親はついつい持たせてしまいますよね^^;
外回りの多い営業マンだけを対象にしていた携帯市場がニッチな市場じゃなくなったということです。
今回なぜこの話をしたのかというと、今あなたが紹介している商品(サービス)は、厳しい層だけにアプローチして競合に巻き込まれていませんか?
について考えてほしいからです。
同じ商品でも上記のように付加価値をつけて提案することで、潜在的なニーズを掘り起こすことも可能です。
いま、思うように収益が得られていない人は、再度市場について真剣に考えてみると良いかもしれません。