事業に大量の資金を投下できる人を見ると
うらましいと思うこともありました。
これには、
メリットもある一方でデメリットもあります。
融資を受けたり資金を事業に投入することには、
良い面と悪い面があるということです。
私の場合、資金が潤沢だったわけではなく、
少しずつ積み重ねていっただけなので、
はじめから資金を使える環境ではありませんでした。
なので、
スタート時から資金が潤沢にあった人の気持ちや
物事の考え方を理解できない部分もあります。
うらやましいな~と思っていた時期もあるのです。
今回は、資金がある場合と無い場合の、
良い面と悪い面を考えていきたいと思います。
メリット
これは当然、事業成長スピードが早くなることです。
事業スタート時もそうですが、
一気に事業を軌道に乗せることができます。
広告費や人件費、開発費に利用することで、
加速することは間違いありません。
デメリット
アイデアが出なくなることです。
人間というものは、時間やお金が無い状態になれば、
一生懸命に知恵を絞りアイデアを出そうとします。
逆に、時間やお金がないから
知恵を絞るしかないという考え方もできます。
このように考えていくと、極端な話、
知恵があればお金が少なくても良いわけです。
お金があって知恵を使わないようになると、
その事業は大雑把になり、サポートが疎かになり、
事業衰退の原因の一つになるでしょう。
会社や事業が成長し続けるためには、
お金を使えるようになっても
アイデアを出すことを止めてはいけませんし、
そういう人間(社員)を大事にすることです。
やはり基本として常に肝に銘じておきたいことは、
「考えて・行動すること」でしょうね。