noteで月額サブスクサービスを運営できる「サークル機能」が新しく生まれ変わり、「noteメンバーシップ」となりました。
既存のサークル機能との共存ではなくバージョンアップという位置づけになるため、サークル機能がnoteメンバーシップに移行する形となります。
noteメンバーシップは2022年夏ごろにサービス提供が予定されています。実際にどのような機能が加わるのか、どんなことができるようになるのか、現時点でわかっていることをまとめます。
noteメンバーシップの基本的概念
noteメンバーシップは月額サービスの運営ができるサービスです。このあたりは既存のnoteサークルと同じです。
- noteメンバーシップを開設してコンテンツを投稿
- あなたのファンや同じ思いを抱いている仲間があなたの活動をサポート
- それにより継続収入を得られて活動を続けることができる
大まかなステップとしてはこのような仕組みです。記事やマガジンなどでコンテンツを投稿しつつ、あなたの目的に合わせた方法でコンテンツをファンに届けられるようになりました。
集まってくれるファンや仲間からのメンバーシップ加入料があなたの継続収入となり、クリエイターとしての活動を継続できると同時に創作活動の幅が広がっていきます。
お金が全てではないですが、創作活動を継続する上での活動資金が重要な支えとなることは間違いないでしょう。
noteメンバーシップでできること
noteメンバーシップでできることは基本的にnoteサークル機能を受け継いでいます。noteサークル機能がバージョンアップしたと考えていてほぼ間違いないかと思います。
会員限定記事が作れる
この会員限定記事が作成できるのはメンバーシップのメインとなる機能です。一般公開記事とは異なり、加入者にしか読めない記事を提供することができます。
ここで投稿するコンテンツはnote内で読めるほか、メールボックスへも届きますので見逃しにくい仕組みとなっています。このあたりはサークル機能と同じです。
掲示板での交流
掲示板での交流は既存のサークル機能でも提供されていたものです。掲示板を利用してファンと交流するのか、その他のWEBサービスに移動させて交流させるのかは人それぞれですが、掲示板は加入してくれたファンと交流できる大事な部分となります。
複数プランの作成が可能
noteメンバーシップでは複数プランを作れるようになります。この部分の詳細はまだはっきりとしていませんが、noteサークルに比べて作成できるプラン数が増えるのではないかと推測しています。
noteサークル機能では作成できるプランが上限3つまでとなっていましたが、一度作ったプランの変更もハードルが高く少し使い勝手が悪かったのです。プラン数なども含めてこのあたりはnoteメンバーシップで改善されていることでしょう。
開設がかんたん・即日審査
noteサークル機能と同様にnoteメンバーシップでも開設には審査があるようです。公式発表によると審査には原則1日程度と記載されているので、これまでのnoteサークルに比べると少し早い印象です。
現在サークルを運営されている人は自動的にnoteメンバーシップに切り替わりますので、新たな審査もなくスムーズに始めることができそうですね。
売上の受け取りがかんたん
noteメンバーシップでの売上はこれまで同様に口座登録→振込申請によっておこなわれます。面倒な作業もないのが嬉しいですね。
noteで書いた記事やマガジンの活用
こちらはnoteメンバーシップで新しく加わる機能です。既存のnote記事やマガジンをメンバーシップ特典として設定することができるようになります。
使い方のイメージとしては、有料記事などを加入特典としてプレゼントしやすくなるのかなと考えています。
noteメンバーシップまとめ
noteサークル機能と比較すると、大きなサービス変更というよりもバージョンアップしてリニューアルといったところでしょうか。
noteサークル機能は少し使い勝手が悪い部分がありましたが、それらが改善されて使いやすくなるのではないかと思います。まだリリース前なので詳細がすべて判明しているわけではないですが、これまで以上にスムーズな月額サービスの運営が期待できます。
今夏のリリース直後からスタートダッシュしたいと考えている人は今のうちから構想を練っておきましょう。
それでは