何でもかんでもタダで教えてもらえるという勘違い

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メインサイトでネットビジネスに関する情報を発信しています。

ネットビジネスということでいうと、私自身、ネットショップの運営というのもネットビジネスの一部だと認識しています。

サイトではネットショップに関する記事はあまり掲載していないのですが・・・、最近はネットショップに関する質問がメールで届くようになりました。

その内容がひどい・・・。

詳細は省略しますが、要するに、「卸先の情報を教えてほしい」的なものです。

どこから商品を仕入れているのか、
いくらで商品を仕入れているのか、

インテリア雑貨であればヨーロッパ、服飾関係なら香港や中国というのがメジャーですね。

仮に、その商品の仕入れ先や仕入れ値を教えたら、自らそこに直接交渉して仕入れるのでしょうか?

アフィリエイトでいうと、文章やデザインを外注している人の名前を教えてくれ、いくらでお願いしているか教えてくれ、というものと変わりません。

飲食店ですら、食材の仕入れ先をホイホイ教えてくれるところなんてないわけです。

おいしい養鶏場から仕入れているとして、それが知れ渡ることで自分のお店のお肉が確保できない可能性もありますし、契約している金額が引き上げられる可能性もあるわけです。

仕入れ先を公開しているのは大企業くらいです。

まあ、資金のある大きい企業なら独占契約しているから、別に公開してもいいのでしょうが^^;

それでも本社に電話して「仕入れ値教えて」と言っても掛け合ってもらえるわけはないですね。

有名な話でいえば、飲食関係の人が夜に某有名店の捨てている生ゴミやポリ袋をあさって、捨てられた袋から、麺の仕入れ先や卵の仕入れ先などを得たという話もあるくらいです。

もし、仕入れ先と仕入れ値がすべて丸裸になるなら、私ならパクリますけどね(笑)。
誰しもそうだと思います。

同じ商品を揃えれば、あとは集客の仕方次第で追い越せるわけですから。

それと、資金力の問題ですね。
資金力で圧倒的に勝っているなら、間違いなくパクれます。

不動産業界でもそんなに変わりません。

ネットで展開している不動産業が良い物件を出しているとして、「その1億円の物件の売主さん誰ですか?」って聞いてみてください。

さらには、「仕入れ値はいくらですか?」って。答える人っていないと思います。

もし仮に、正しい情報を教えてくれたら私に連絡ください。
それよりサービスしますからw

どの業界でも、こんな状況になります^^;

最近では、インターネットがあるわけですから、仕入れ先の探し方も非常に情報が探しやすい環境です。

まずは検索する、
大型モールを利用する、
そこから個別に何件も問い合わせて、
いくつか試しで購入して、
価格交渉をして・・・、

という作業をすれば誰でもできることです。

それに費やした時間や費用(商品代金・人件費・通信費・場合によっては交通費等)があります。

さらに、テストマーケティングを行うこともタダじゃありません。

もし、教えないという行為にケチという言葉を投げかける人がいるなら、このような経験をしたことが無い人でしょうから、身銭を切って体験してみると良いのではないかと思います。

まあ、公開しても全く問題ない状態にするならば、一からデザインを企画して商品を作るなど、自社商品を作ればいいのでしょうが、、、

もしあなたが事業主なら自社商品が簡単ではないことはわかると思います。

最終的には、どのビジネスにおいてもその独自性(自社商品)を目指していくわけですし、それに早く辿りつく方が一番いいんでしょうね。

私はまだすべてのジャンルで独自商品(サービス)を提供するには、もうしばらく時間がかかりそうです。

ということで、質問されても回答に困ることもありますのでご勘弁を。

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この記事を書いた人

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。

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