先日、新規事業の販促手段の一つとして、FAXDMを行いました。FAXでDMを流すという、昔からある営業手法です。
約1000部の内、反応があったのが23件。
そのうちアポイントを取れたのが8件。
反応率でいうと2.3%です。
FAXDMの反応率は一般的に良くて1%と言われるだけに、効果的には悪くない数字じゃないと思っています。むしろ、今後も継続したいと思える数字です。
「FAXDMで反応率10%超え!必ず達成させます!」
という業者もたまに見かけますが、ほぼ無理です。
既存の顧客や見込み客に対してなら、可能な数字だと思います。あとは、地方限定とか。新規開拓で10%取れるなら、間違いなく全ての企業がやりますよ。
で、多くの人が思っている以上に、FAXDMって意外と効果があります。
逆にFAXDMというものが減ってきているだけに、手紙と同様、もしくはそれ以上の費用対効果があるかもしれません。
そして、意外と知られていないのが、飲食店はFAXを設置しているところが多いという事実です。食材の仕入れは間違いのないように、電話で注文してFAXで送られてくる流れです。
また、サービス業も意外と多い。ある程度資金のある店舗の方が設置していて、資金が苦しい店舗はネット上で完結させています。
自社サービスを提供している人は、何か共感できる部分があれば参考にしてください。
で、ですね。本メルマガを購読してくれている読者の場合、FAXDMに興味のある人の方が少ないでしょう。
私はリアルビジネスとネットビジネスを融合させて事業展開しているのですが、今回それが活きていることを実感したわけです。
- 目に留めてもらうためにはどういう構成が良いか
- 読んでもらうためにはどういう記述が効果的か
- どのようなことを伝えれば行動してもらいやすいか
これまでは、サービスや商品の案内を中心にしていたものを、行動しやすくさせるような記述にしたのです。
もし、あなたがネットビジネスで学んでいるなら、それは、必ずどんなビジネスにも応用できるものです。
逆に、ネットビジネスに取り組んだことが無い人も、ネットビジネスとリアルビジネスの知識の両方を身につけることで世界が広がると思う次第です。
今さらながらですが、本マガジンはインターネットビジネスとリアルビジネスの融合をテーマに情報を発信することが目的ですので、いま見ている世界の幅を広げたいと考えている人は、どんどん絡んでもらえたらと思います。
PS.
今回のFAXDMは久しぶりに打ったのですが、毎日やっていることが知らぬ間に力に変わっていることありますので「どうせダメだろ」的なマイナスの思い込みをしない方が良いですね。
もっと早く試せばよかったと、後悔の念が少なからずあります。