測定なき改善は単なる思い込みでしかない

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測定なき改善は単なる思い込みでしかない

「最近調子どう?」って聞かれて「まあまあかな」って答える。よくある会話ですよね。

でも、この「まあまあ」って実際どういう状態なんでしょう?

売上は?アクセス数は?
成約率は?作業時間は?

具体的な数字がないと、本当に「まあまあ」なのか分からないんですよね。実は多くの人が、感覚だけで物事を判断して失敗しています。

「頑張ってるのに結果が出ない」
「なんか最近うまくいかない」
「前より良くなってる気がする」

こういう曖昧な感覚でビジネスをやっていると、絶対に成長できません。なぜなら、計測できないものは改善できないからです。

ダイエットで考えてみましょう。体重計に乗らずに「痩せた気がする」って言っても、本当に痩せたかどうか分かりません。

毎日体重を測って記録するから、
「先週より500g増えた」
「この食事だと太る」
「この運動は効果的」
って分かるんです。

ビジネスも全く同じなんですね。

私がオンラインビジネスを始めた頃、全然成果が出ませんでした。毎日ブログ書いて、SNSで発信して、頑張ってるつもりだったんです。

でも、ある日気づいたんです。自分が何も測定していないことに。

  • アクセス数も知らない
  • クリック率も知らない
  • 成約率も知らない

これじゃ改善しようがないですよね。そこから徹底的に数字を記録するようにしました。

  • 毎日のアクセス数
  • 記事ごとの反応
  • 商品ごとの成約率
  • 時間帯別の反応率

すると面白いことが分かってきました。

  • 火曜日の夜に投稿すると反応が良い
  • この商品は成約率が高い
  • このキーワードはアクセスが多い

データが教えてくれるんです。何を改善すればいいのかを。

感覚では「全部ダメ」だと思っていたのに、実は特定の部分だけが問題だった、なんてこともよくあります。

例えば、アクセス数は十分あるのに売上が少ない場合。これは集客の問題じゃなくて、成約率の問題ですよね。

でも数字を見ていないと、「もっとアクセスを増やさなきゃ」って見当違いな努力をしてしまう。

逆に、成約率は高いのに売上が少ない場合は、単純にアクセス不足です。この場合は集客に力を入れるべき。

こういう判断が、数字があれば一瞬でできるんです。

大企業が必ずKPIを設定するのも、スポーツ選手が細かくデータを取るのも、全て同じ理由です。

改善するには、まず現状を正確に把握する必要がある。そのためには計測が不可欠なんです。

「でも数字を追うのって面倒くさい」そう思う気持ちも分かります。でも、面倒くさがって計測しないのは、目隠しして車を運転するようなもの。

どこに向かっているのか、今どこにいるのか、全く分からない状態です。

これで目的地に着けるわけがない。

計測は面倒じゃなくて、むしろ楽をするための手段なんです。無駄な努力をしなくて済むし、効果的な部分に集中できる。

結果的に少ない労力で大きな成果が出せるようになります。今すぐ全てを計測する必要はありません。

まず一つ、重要な指標を決めてそれだけでも記録してみてください。売上でもいいし、作業時間でもいいし、体重でもいい。

1ヶ月続ければ、必ず何か見えてくるはずです。

そして見えたものを改善する。
改善したらまた計測する。

この繰り返しが、確実な成長につながります。感覚や勘に頼るのではなく、データという事実に基づいて行動する。

これができる人が、最終的に成功を手にできます。

それでは。

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。