Googleフォームは、アンケートや申し込みフォームなどを作成し、回答データを集めることができるオンラインツールです。
Googleフォームは、回答者の氏名やメールアドレスなどを入力させることもできますが、回答者を匿名にすることもできます。
ここでは、Googleフォームを匿名アンケートとして利用する方法について説明します。
Googleフォームの設定変更
Googleフォームを匿名アンケートとして利用する場合は、以下の設定変更が必要です。
- Googleフォームを開きます。
- [設定]アイコンをクリックします。
- [スプレッドシートに回答を保存]のチェックボックスを外します。
- [回答を受け付けたあと]で、[回答者にのみ表示する]を選択します。
- [設定]を保存します。
以上の設定を行うことで、回答者が回答を送信した際に、回答者の氏名やメールアドレスなどの情報がスプレッドシートに保存されず、匿名のまま回答データが収集されるようになります。
匿名アンケートを実施する際の注意点
匿名アンケートを実施する際には、以下の点に注意してください。
質問項目の選択に注意する
匿名アンケートを実施する場合には、回答者が回答することに抵抗を感じる質問項目を避けるようにしましょう。また、回答項目に偏りがある場合には、回答の信頼性が低くなるため、適切な質問項目を選択することが重要です。
匿名アンケートの目的を明確にする
匿名アンケートを実施する場合には、回答者のプライバシーを考慮し、アンケートの目的を明確にすることが重要です。また、回答者が回答することにメリットがあるような、有意義なアンケートを作成することが大切です。
回答の利用について周知する
匿名アンケートの回答結果を利用する場合には、回答者に周知する必要があります。回答者が回答したデータがどのように利用されるのか、どのような目的で利用されるのかを明確にし、回答者の了承を得ることが大切です。
サンプル数に注意する
匿名アンケートを実施する場合には、サンプル数に注意しましょう。十分なサンプル数がない場合には、アンケートの信頼性が低下するため、適切な回答者数を確保することが重要です。
匿名アンケートを使った業務効率化
匿名アンケートを使うことで、業務の効率化につながります。以下に、匿名アンケートを使った業務効率化の例を紹介します。
従業員のアンケート調査
匿名アンケートを使って、従業員の意見や不満点を収集することで、経営の改善点を把握し、改善につなげることができます。
イベントのアンケート調査
イベント後に匿名アンケートを実施することで、参加者の意見や感想を収集し、今後のイベントの改善点を把握することができます。
顧客満足度調査
匿名アンケートを使って、顧客満足度調査を実施することで、顧客のニーズを把握し、サービスの改善につなげることができます。
まとめ
Googleフォームを匿名アンケートとして利用する方法について説明しました。設定変更によって、回答者のプライバシーを守りつつ、匿名のまま回答データを収集することができます。
業務の効率化につながるので、ぜひ、匿名アンケートを使った作業効率化に取り組んでみてください。