その「面倒くさい」と思っていることにこそチャンスやお宝の山が眠っています。チャンスを掴むためには、その面倒くさいことに取り組むことです。
周りを見渡してみれば一目瞭然ですが、多くの人が面倒くさいと思っていることがビジネスとなっているんですよね。
例えば、洗濯するのが面倒だからクリーニング屋が成立しています。簡単な洗濯なら代わりに洗濯機がやってくれますし、ちょっと取り扱いが面倒な素材ならクリーニング屋にお願いするものです。
少しでもラクをしたい、もう少し便利にならないかな、誰かが代わりにやってくれないかな。
ラクを求めていくとお金が逃げていきます。ラクをすればするほど、ラクを求めれば求めるほど結果的に楽しくない状態になっていくのです。
他の人に少しでもラクをさせてあげよう、他の人に少しでも便利になるようにしてあげよう。
ラクになった、便利になった、面倒なことを代わりにやってくれた、と感じることで対価として金銭を支払うものではないでしょうか。
この大原則が理解できていないと、「ラクもしたいしお金も欲しい」となります。わけのわからない煽りキャッチフレーズの「ラクしてお金が稼げる」に騙される人ってこういう人なんですよね。
確かに、ラクそうに見えるビジネスもありますよ。
最近だと投資の取引(暗号資産や株や外貨)などでしょうか。ラクそうに見えますよね、チャート見てマウスをクリックするだけなんですから。ただ、実際はそれなりの面倒な作業がいくつもあります。
私も数年前まではパソコンやインターネットで収入を得ていると人に言えば、「重たいものも持つこともなくてラクそうな仕事だね」なんてしょっちゅう言われていました。
実際どうですか?ポチポチとキーボードを叩いて、ラクに生計を立てられるような収入を得ていますか?
ラクそうに見えても、結果を出そうとすれば面倒な作業が盛り沢山です。つまり、ラクにやろうとするから成果が出ないんですよね。キーワード分析、市場リサーチ、情報収集、作業量、常に勉強も必要です。面倒な作業ちゃんとやってますか?
あなたがラクをしたいのなら対価としてお金を支払うということです。あなたはラクを手に入れたいのか、それともお金を手に入れたいのか。
日々、生活している中で面倒だと感じていることに目を向けてみるといいのではないかと思う次第です。
それでは。