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1割のミスマッチは請け負わないという選択

2021/07/05

お仕事依頼があったりサービスに対するお申し込みがあったりしたとき、約1割くらいの割合でお断りしています。

これは何も好き嫌いで仕事を選別しているわけでもなく、気分で決めているわけでもありません。

基準は「相手が満足するようなサービスが提供できるかどうか」です。

インターネットビジネスの業界に長く携わっているとどうしても商品の特性上トラブルが発生することがあります。その主な原因としては中身が見えづらいから。

noteの有料記事を購入する時もそうですよね購入してみないと分からない部分があります

悪意のある誇大表現や欲望を刺激するような怪しげな誘導文章、景品表示法に違反するようなものは論外ですが、そうでなくとも「購入して失敗だった」「思っていたものとは違った」という相違が発生することがあります。

私は出来る限りそれを減らしたいのです。

どれだけ丁寧に説明文を書いていたとしても全ての人が目を通した上で購入してくれるわけではないですし、時間に余裕がなければパッと見ただけで購入する人もいます。

商品やサービスによっては購入した時点で納品されるものもあるので、その場合はどうしようもありませんが、商品やサービスの提供前であればお断りすることもあります。

簡単に言うと「これはあなたがイメージしているような商品やサービスじゃない可能性がありますよ、大丈夫ですか?」と納品前に再度確認を入れる形です。

例えば、今日初めてnoteやブログを始めたような人でこれまでに一度も情報発信をしたことがない人が、便利そうだからという理由だけでWordPressの有料プラグインを購入した場合にはミスマッチが起こる可能性が非常に高いです。

別の例としては、大手携帯キャリア会社がやっているようなスマホ教室などを10代20代の方が申し込みした場合もミスマッチの可能性が高いです。スマホの文字入力方法やアプリのダウンロード方法なんて10代20代の若者ならググれば解決できそうなものです。

Google検索で自分で調べて解決が困難な人、そもそもGoogle検索自体ができない人がスマホ教室に申し込むものだと思うし、その前提でスマホ教室を開催しているのだと思います。(実際に行ったことがないから詳しくは知らない)

いずれにせよ、ターゲットとしているのは「ガラケーからスマホに変更することを不安に感じている人」です。

10代20代の若者が申込時にスマホ教室を勘違いしてしまって「スマホを使ってプログラミングしたいと思っていて、スマホ教室でそれを教えてもらおう」と考えていたら、完全にミスマッチですよね。

これらの例は極端ですが、このようなミスマッチが起こりそうなケースの場合は(申込み自体はありがたいことですが)お断りすることがあります。

これを読んでいる方の中にはクラウドソーシングを利用する方も多いでしょうが、そのような場所でもミスマッチは起こりやすいので双方に「求めていることはなにか」「求められていることはなにか」を見極め、双方にとって時間やお金の無駄にならないようにするのがいいのかと思います。

クライアントとワーカーともに「地雷を踏んだ」といっている人の多くはこの意思疎通が十分にできていないケースが大半です。(私もたまにあります)

お互いに満足できる形で終われるように、
「ミスマッチしそうな場合は踏み込んで聞く、状況に応じてお断りすることもある」
ってことを徹底したことで、瞬間的に売上が落ちたとしても結果的に満足度が高くなってその後の継続した売上につながることが多くありました。

商品やサービスを提供する側にせよ購入する側にせよ、ちょっとミスマッチする可能性があるなと感じたときは納品や役務の提供前に遠慮なく聞くのが良いでしょうね。

それでは

 

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。