エバーノートのサーバーが不安定です。
いざアクセスできない事態に陥ったときに、データのバックアップの重要性をひしひしを感じます。エバーノートの今後は大丈夫なのでしょうか?
エバーノートはテキストやメモを管理するのに便利なオンラインストレージです。主にテキストで利用している人が多いサービスですが、私はテキスト以外でも利用することあるので、オンラインストレージ扱いとしています。
2018年7月9日18時49分 エバーノートへアクセスできず
ふと、原稿を書こうとしてエバーノートを立ち上げると、エバーノートへアクセスできない状況になっていました。
ウェブ版のエバーノートにアクセスしようとしていたので、この段階では何かの影響で少しサイトが重いのかな、という程度の意識しかありません。
「おかえりなさい」と表示されてもアクセスできず
しばらくすると「おかえりなさい!ご利用ありがとうございます」との表示が出てきました。
「こっちとしてはどこにもお出かけしたつもりはないけどな!」とホッとした気持ちを感じながら「エバーノートを開く」をクリック。
しかし、「エバーノートを開く」をクリックしても読み込みに時間がかかった挙句に、エラー画面が再表示されるという負のループに。
この瞬間、ガチで焦りました。
もしかしてこのままエバーノートにアクセスできない状況が続いたらどうしよう。バックアップってどのくらい前に取ってたっけ?と、頭の中では最悪のケースを想像しました。
オンラインストレージを100%信用するな
エバーノートに限らず、オンラインストレージサービスを100%信用してはいけません。
私が良く使う主な類似サービスとしては、
・ドロップボックス
・グーグルドキュメント
また、レンタルサーバーの一角にファイルの格納庫を作って一時的にバックアップしていることもあります。
それでも、どれか一つのサービスがある日突然終了したり、ある日突然サーバー障害やハッキング等によって壊滅状態になる可能性もあります。
記憶に新しい大規模なデータ消失の出来事と言えば、2012年のファーストサーバーのデータ完全消滅です。クラウドデータのバックアップデータも含めて、全消失する事故を起こしたのは大きなニュースになりました。
オンラインだけでなくオフラインでもバックアップは重要かつ必要なのはわかっていますが、扱うデータが膨大になればなるほどオフラインでのデータ管理も厳しくなってきます。
それが法人レベルなら当然オフラインバックアップも導入しているので問題ないかと思いますが、気を付けなければいけないのは個人レベルの人たちです。
定期バックアップはもちろんのこと、ある程度収益を上げているならば、オフラインでもこまめにバックアップしておかなければ、何かがあったときに立ち直ることすらできません。
何かあってからだと、取り返しのつかないことになることがあります。
せめて、データのバックアップは外付けのハードディスクに定期的に残しておくなどの対策をしておくことが大切です。
一日一回の定期バックアップできればベストですが、一週間に一回、一ヶ月に一回など、やらないよりはやった方がいいです。どのくらいの頻度でバックアップしたらよいかというのは、少し前のデータに戻れれば、空白のデータがあったとしてもすぐに立ち直れるくらいのペースが一つの目安です。
被害は最小限にとどめておく、ってことです。
最近では、地震や大雨・洪水などの自然災害がよく起こります。そのデータを扱っている場所に被害が出れば、データが消滅する可能性もゼロではありません。
(多くのオンラインストレージ提供会社や主要レンタルサーバー会社はかなり管理が厳重ですし、様々なリスク分散もしてくれているので可能性はかなり低いです)
それでも他社(他者)に対して100%の信頼を寄せるのはどうかと思いますし、自分自身でリスクヘッジをしていくことが大事です。
これを見たら、あなたも今すぐバックアップ状況を見直しましょう。
それでは!