世の中を映し出す鏡は、あなた自身です。
あなたの言動や行動がそのまま返ってくるのが世の中です。
鏡にうつった自分の姿って自分そのままなんですよね。
当たり前ですけど。
カメラでフィルター加工を通して撮影した画でもない限り、目に見えるものが今の姿です。
鏡にうつった自分の姿を見て、キレイじゃないからと鏡を責めたり現状を嘆いても仕方ないです。
しかし、世間にはこういう人間がたくさんいます。
今置かれている現状に嘆き、環境や周りの人のせいにしようとする。
何かに不満があったり現状を変えたいと思っているなら、自分自身を変える他ないんですよね。
どれだけ新しい鏡に買い替えたとしても、そこにうつる人が同じならずっと同じ姿なのですから。
人間関係も同様です。
どうも合わない人がいたときに嫌だなあと思いながら相手に接していたら、相手も嫌な接し方をしているあなたのことを嫌だなと思うでしょう。
人間関係なんて鏡のようなものなのですから、自分が接しているように相手も接してくるものです。
嫌な態度をとっていれば嫌な態度をもっととられ、好意的な態度をとっていれば好意的な態度で接してくれる。
「相手が先に嫌な態度をとってきたんだ!」と言いたくなる気持ちもわかります。でも、実はそれすらも自分の行いが影響している場合も多い。
今の自分の置かれている状況もすべて自分がこれまでの人生でとってきた行動の結果です。
物事の起因は必ず自分が関わっていて、うまくいっていない結果は自分が招いている可能性が高いからです。
うまくいかないときや良くないことが起きたときには、自分の行動や言動を振り返ってみましょう。
必ずどこかに起因となるものが存在します。
次からはうまくいくように、その起因となるものをやらなきゃいいだけです。
自分自身と対峙してうまくいかなかった起因を探すことを苦しく感じてしまい、逃げてしまいたくなるならそれまでですね。
目先のことに不満があるなら、何か行動を変えてみることです。同じことをやり続けて違う結果が出るなんてことはあり得ないんですよね。
人生を大きく変えるためには、まず自分を変える必要があります。
逆に、努力を積み重ねて成功すれば鏡にうつっている自分の姿もまた本物です。
こんな時代ですからね、周りがボヤッとしているうちに地盤を固めておくと後でラクに過ごせるのではないかと思う次第です。
単に文句を言って終わるんじゃなく、どうやったら変えられるのかについて思考を巡らせる。そこから一歩でも行動してみる。
自分を変えれば、世界も変わります。鏡に映るあなたの姿が変われば、世界に映るあなたの姿も変わるでしょう。
それでは。