スタンドエフエム(stand.fm、通称スタエフ)でメンバーシップ機能が解放されました。
これまではSPP認定されていないとできなかった収益化ですが、今回すべてのユーザーに対して開放する方向に舵を切ったようです。
なお、一度確定してしまうとキャンセルや価格変更はできませんので無計画の状態で設定しないよう気をつけてください。
スタエフメンバーシップの始め方
stand.fmメンバーシップは「設定」→「メンバーシップの開設」をタップして始めることができます。SPP認定されていなくても始められます。
また、売上金が発生しますので振り込み情報に関する登録も必要です。この振り込みの登録では身分証が必要になります。
スタエフメンバーシップの料金設定
stand.fmメンバーシップの金額は月額300円から10,000円までの間で、22段階の設定が可能となっています。
- 300円
- 400円
- 500円
- 600円
- 700円
- 800円
- 900円
- 1,000円
- 1,100円
- 1,200円
- 1,300円
- 1,400円
- 1,500円
- 2,000円
- 3,000円
- 4,000円
- 5,000円
- 6,000円
- 7,000円
- 8,000円
- 9,000円
- 10,000円
かなり小刻みですね。
選べる価格は今後変更される可能性もありますが、リリース時の現段階ではこのような価格帯となっています。
スタエフメンバーシップの価格設定に関する見解とまとめ
執筆現在(2021年10月18日)の価格設定に関する私の見解としては、知名度の少ない一般ユーザーであれば1000円から3000円程度の価格帯がいいのかなと考えています。安くても800円などですね。
300円や500円の価格設定をつけているユーザーも見かけましたが私はおすすめしません。なぜなら、あまりに設定金額が安すぎるとメンバー数が少ない時に配信するモチベーションが保てないからです。
ビジネス経験者だったりサブスク課金や月額サービス運営の経験者であれば安くてもいいですが、未経験の場合は安すぎる金額設定はやめましょう。
とあるプラットフォームで月額マガジン機能を使って月額課金サービスを始めたのはいいものの途中でやめますって人たくさんいましたよね。それと同じ状態です。
無名の状態だからこそ、ある程度の金額を設定したほうがいい。
身の丈に合わない無茶苦茶な高い金額をつけようってわけじゃないですよ。それは論外です。
よく、「私なんて無名だから安い金額を設定して多くの人に聞いてもらおう」って考える人がいるのですが、むしろそれは逆です。
ある程度のモチベーションが保てることで、質の良い内容の配信が継続できます。質の高い配信ができていれば、自ずとリスナーも集まります。そして、ある程度人数が増えてくれば値下げする事を視野に入れましょう。
このあたりの価格戦略に関する考察はメルマガなどでも定期的に話していますのでここでは詳細を割愛しますが、この価格戦略で失敗してしまうと、モチベーションが保てずにどんどん尻つぼみになっていき、そのうち業界から去っていくなんてこともありますからね。
スタンドエフエムは他の音声配信サービスと違ってリスナーとのコミュニケーションが取りやすい機能が豊富にあります。この特徴をうまく活かしていくことがメンバーシップ獲得の近道です。
今回のメンバーシップ開始によって配信者が新しく参入してくることが予想されます。人が使える耳は一つだけです。そして最大24時間。限られた中での戦いになりますので、今後は耳の奪い合いがさらに過熱しそうですね。
それでは。
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