ドル高円安が加速しています。先日ついに151円台に突入しました。
為替の動きに関してさほど気にしないと言う人もいるでしょうが、円安が続けば私たちの日常生活にも影響を及ぼします。「まったく関係ないや」のスタンスで生活していると、どんどん資産が目減りしていきます。
とは言え、大前提としてお金に無頓着でお金なんてなくてもいいやと考えている人であれば、そこまで気にする必要はないかもしれませんね。
しかしながら、私は人生を楽しむための手段としてのお金、それを手に入れる目的で働いています。ボランティアとして日々の仕事をしているわけではありません。
そのため、無抵抗のままどんどん資産を減らしていくのは耐えられないんですよね。それって、何のために働いたか分からなくなってしまうじゃないですか。給料が20%減ることになれば多くの人が大騒ぎするのに資産が20%減ってもそれについて何も考えない人もいるのです。
日本だけで暮らしていれば円安や円高なんて関係ないと思っているのは大間違いです。行きつくところ、日本は海外からの輸入に頼っている部分はたくさんありますし、逆に日本から海外に向けて輸出しているものも多くあります。
国内だけで全てをまかなうことをなんて到底無理な話なので、円の価値が下がればその分海外から輸入する商品が高くなります。身近なもので言うと食料品もそうですよね。
食料品を輸入するコストが上がれば当然ながら物価が上がります。私たちの生活に全く影響がないなんて事は無いのです。
そうは言っても、世界経済を動かせるわけでは無いですからできる事は限られています。
簡単なことで言えば円から他の外資に逃がしておくことだってできますよね。これなら難しい事はなく、やろうと思えば誰にでもできます。ちょっぴりめんどくさいくらいですかね。
この「めんどくさい」と思うことと「資産が目減りしてしまう」ことを比較して、どちらがいいのかと考えてみると良いかもしれません。
私はこの「めんどくさい作業」を避けてしまうことによって仕事の量を増やして資産を保つ方が嫌ですね。ぶっちゃけ、仕事量を増やすことの方がめんどくさいです。このあたりは人によっての価値観や好き嫌いがあるので、あなたの好きな方を選ぶと良いのではないでしょうか。
ともあれ、このまま円安が続いて今すぐ1ドル200円になるなんてことは無いのではないかと思っていますが、こればかりは誰にも予測できません。1ドル150円に到達することもないのではないかと言われていたくらいなんですから。
未来は誰にもわからないにせよ、ある程度予測してとるべき行動を起こしていけば、資産の目減りも防ぐことができます。
今、現在世界情勢が目まぐるしく動いていますが、これが落ち着いたときに「資産がなくなっていた、減っていた、身動き取れない」なんてことがないようにしておくと良いのではないかと思う次第です。
それでは