LINEアプリを使って誰とでもオンラインで交流ができるLINEオープンチャット(オプチャ)ですが、LINEのID交換も不要かつニックネーム(任意の名前を設定できる)でやりとりできるためにいくつかの禁止事項が定められています。
今回は、そんなLINEオープンチャットより提供された画像を元にLINEオープンチャットの禁止事項について解説します。
前提としてオプチャは365日24時間トークや投稿内容のモニタリングされている
LINEオープンチャットは365日24時間トークや投稿内容のモニタリングされています。これは運営から正式に発表されていることなのでまず間違いないでしょう。モニタリングはシステムだけでなく目視でも行われているのではないでしょうか。
それゆえ、オープンチャット内の規模の大小や人数の有無に関係なく、禁止事項とされていることやガイドラインに定められていることに違反しないようにしましょう。
違反した場合はどうなるか
LINEオープンチャットで利用規約やガイドラインに違反した場合はどうなるかというと、トークルーム・投稿の削除および違反ユーザのオープンチャット利用停止に加え、LINEアプリ本体の利用停止になる場合もあります。
これは運営公式よりアナウンスされていますのでほぼ確実な情報です。LINEオープンチャットが利用できないだけならまだしも、LINEアプリ自体が利用できなくなるのは痛手ですね。そうならないようにルールを守って使うのが無難ですね。
LINEオープンチャットでやってはいけない5つのこと(LINEオプチャ5大禁止事項)
LINEオープンチャットの禁止事項として5つの大きな禁止事項があります。当然、この他にも禁止事項はありますがこの5つの禁止事項はかなり重視されている禁止事項になりますので私はLINEオプチャ5大禁止事項と呼んでいます。
では、一つずつ紐解いていきましょう。
その1「出会いを求める投稿」の禁止
これは LINEオープンチャットが始まった当初から制定されている、出会いを目的とした投稿や個人情報に関するメッセージの投稿禁止項目です。
LINEオープンチャットは出会いに関して特に厳しく制限しており、1:1での出会いを固く禁じています。
具体的には、
- LINE IDや他のSNSにおける個人の連絡先(QRコード等も含む) / 電話番号 / 住所 などの個人情報の投稿
- 出会い目的であることが疑われるトークルームの作成
- 1:1の出会いを継続的に勧誘または要求する行為
- 交際相手を求める行為や出会いを目的とする行為
- 一緒に宿泊や居住する相手を探そうとする行為
- その他社会的に容認されないと判断される出会い行為
(https://openchat-blog.line.meより抜粋)
が禁止行為としてされています。
また、トークルームの主旨に沿っていないオフ会もNGです。これに準じる形でオフ会の開催を目的としたトークルームを開設することもNGとなっています。
その2「個人情報投稿」の禁止
LINE オープンチャットでは個人情報の投稿が禁止されています。 住所や電話番号、LINE の ID を投稿することはもちろんのこと、他の SNS における個人の連絡先投稿も禁止事項に含まれています。
LINEオープンチャットと併せてTwitterやinstagramなどを利用している人も多いですが、この点は気をつけましょう。
その3「未成年の不健全な出会いや集まりの計画・勧誘」の禁止
出会いを求める目的としてのLINEオープンチャット利用が禁止されていることは前述の通りですが、中でも青少年の保護には特に力を入れて取り組んでいるようです。
未成年者に対する出会いを求める行為や年齢制限があるようなお酒の場所への勧誘も禁止事項に含まれます。
そもそも、未成年に対して勧誘するのも未成年が参加するのも禁じていますので、LINE オープンチャットによっては管理者が募集時に未成年禁止の項目を入れるのも一つの手だと思います。
その4「人が傷つく・不快に思う可能性がある投稿」の禁止
昨今問題になることも多いですが、LINEオープンチャットでも他人が傷ついたり不快に思ったりする可能性がある投稿は禁止されています。これは、誹謗中傷だけでなくわいせつ物の投稿やわいせつな表現なども全面的に禁止となっています。
自動システムで判別されて警告が蓄積する可能性もありますので、それっぽい画像も避けたほうがいいでしょう。
その5「著作権や肖像権・プライバシーを侵害する行為」の禁止
基本的に自由な情報交換や投稿ができる LINE オープンチャットですが他人の著作物の無断使用は禁止されています。
雑誌の内容をそのまま転記したり歌の歌詞や映像作品などをそのまま載せる行為も禁止です。友達が写った画像を本人の許可なく勝手に送るのも良くないですね。
LINEオープンチャットで禁止行為を見かけたらどうしたらいいか
LINEオープンチャットで禁止行為を発見したら、遠慮なく「通報+不正・迷惑行為報告フォーム」から通報しましょう。
目撃した場合は、そのメッセージ内容をスクリーンショットで残しておくなどするとより効果的です。
とはいえ、メッセージを削除しても運営会社では復元可能でしょうから、該当メッセージを消したから大丈夫なんてことはないかと思われます。手元にスクショなどが残っていなくても報告フォームより通報することをおすすめします。
まとめ
犯罪の温床になるようなルーム、もしくはなりそうな可能性のあるルームは徹底して排除されます。
最近特に厳しいのは出会いに関する投稿と誹謗中傷に関する投稿は即アカウントBANの可能性もあるのでやめましょう。
LINE オープンチャットは誰でも気軽にルームを作れて誰でも気軽に参加できるサービスですがそれゆえしっかりとルールが制定されています。
- いつものLINEアプリでそのまま使える
- ニックネームで参加できるので使い分けしやすい
このような便利さがある一方で、怪しげな使い方をしようとしている人も一部いることは確かです。
今後もLINEオープンチャットのサービスが無くならないように、ユーザー側もルールを守りながら楽しく情報交換して楽しみましょう。