ZOOMが5.0にバージョンアップしました。現在パソコンにZOOMをダウンロードしている人は早めにバージョンアップさせておきましょう。
簡単に言うと、今回のバージョンアップはかなりセキュリティ強化に重点を置いたバージョンアップとなっています。
今回はZOOMでどのようなバージョンアップが行われたかをシェアしていきます。
ZOOM5.0のセキュリティ拡張
暗号化など基本的なセキュリティ強化はもちろんですが、今回のバージョンアップで「変な人を入らせない」「入ってきても追い出す」ことに着目した機能も加わりました。
URLをオープンにした場合(予測していない拡散含む)、はどうしても変な人が入り込んでしまう可能性があります。だからといって、オープンにしないことで参加者が少なくなってしまうこともあります。
手間を掛けずに「排除」できる細かい機能の追加は助かります。
ZOOM5.0で追加されたミーティングの保護の各種機能
ZOOM5.0は全般的にセキュリティの大幅な強化
これらを見ていただくと分かるようにほとんどがセキュリティに関することです。セキュリティ面を気にするユーザーも多いでしょうから、今まで以上に強固な新バージョンが使えるようにバージョンアップしておきましょう。
他にはミーティング開催する側(ホスト)も、変なユーザーを排除するための機能をや寄せ付けないための機能など、ミーティング開催時やミーティング中の管理面に手を煩わせずにミーティング自体に集中できるよう配慮されたバージョンアップだと私は感じました。
開催する側(ホスト)として嬉しいZOOM5.0の機能
開催する側(ホスト)としても嬉しい機能が追加されています。その中でも魅力的で活用できそうな機能をピックアップします。
ミーティング事前登録
Zoom のミーティングではこれまで事前登録することができませんでした。厳密に言うとウェビナー機能(ウェブセミナーで利用)を使う場合には事前登録が可能でしたが、ミーティングでは事前登録できなかったのです。
今回ミーティング事前登録できることによって、スムーズにミーティング開催することも可能になります。予め登録してくれた人だけに参加 URL を配布することもできるし、その後の補足テキストや参加してくれた人だけが見れる録画映像などを登録してくれたメールアドレス宛に配布することもできますね。
オーディオウォーターマーク
こちらのオーディオウォーターマークはミーティングを録画する際に活用できます。基本的には開催ホストがミーティングを録画するしないを決めるケースが多いのですが、録画禁止だったとしても無断で録画するおバカちゃんもいます。
ウォーターマークが入ることでどの参加者が録画していたかの特定がしやすくなるので、無断で録画して公開しようと考える人が少なくなることがで期待できます。
プロフィール写真のコントロール
参加者がプロフィール写真を表示させる機能、またそれらをミーティング中に変更することを禁止できる機能が備わりました。
どちらかと言うと悪意のあるユーザーを減らす目的で使えそうです。名前を途中で変更できるということは誰かのなりすましや「見たくない画像」を勝手に設定されるのを防ぐことができます。
そのため、ミーティングの冒頭で自分の好きな名前(ニックネーム等)をつけてもらい、一度決めたら変更できないなど設定すれば潤滑な運営ができそうです。
ZOOM5.0アップデートまとめ
ZOOMは急激に利用ユーザーが増えたことで悪意のある人からターゲットにされやすくなっていました。このように利用ユーザーが増えたサービスが狙われるのは、ネットリテラシーの低い人やセキュリティ知識が最低限無い人がホストをやるときです。
セキュリティに関して一から十まですべての知識を頭に入れる必要はないかと思いますが、ある程度の防御策を講じるくらいまでは勉強しておきたいものです。
今回のZOOMアップデートは主にセキュリティの強化となっているので、開催ホストにとっても参加者にとっても安心できる材料が多くなったのではないでしょうか。
各地でZOOMを使ったイベントなども多く開催されているので、使い方が分からない人などは早めに覚えて慣れておくといいですね。