2018年11月1日にLINE@サービスで料金プランに関する大きな告知がありました。その内容は、2019年の春にサービス統合と合わせて料金プランが一気に変わるものです。
これによって、LINE@を悪用して大量メッセージを送り付けていたスパム業者が一気に減ることが予想されます。
LINE@の料金プランの主な変更内容
料金プランの改正はざっくりいうと、大量にメッセージ配信していた人からすれば痛手となり、あまりメッセージ配信しなかった人からすればプラスの改正です。
頭に入れておきたい点としては、
- メッセージ送信が従量課金制(無料分あり)となること
- タイムラインが全てのプランで無制限投稿が可能になること
です。
毎日のようにメッセージを送りまくっていていた人は相当な金額になるので、これによって撤退する業者も増えてくることが予想されます。
タイムラインが無制限投稿になったといっても、メッセージとタイムラインでは反応が全然違うのでタイムラインを投稿しまくったとしても費用対効果が悪いです。
莫大な広告費やプロモーションをかけて友だちを増やしてプロモーションするってのは、回収した上でさらに利益を出すことを考えると現実的ではなさそうです。
LINE@の料金プランはどのように変わったのか?
では、実際にLINE@の料金プランはどのように変わったのでしょうか。現行のプランと2019年春以降のLINE@新料金プランは以下のようになっています。
LINE@の現行プラン
これは現在のプランです。機能の統合や廃止もあるようですが、まだすべて発表されていないので今回は割愛します。
LINE@の新料金プラン
- 「(現行)フリー」→「(新)フリープラン」
- 「(現行)ベーシック」→「(新)ライトプラン」
- 「(現行)プロ」→「(新)スタンダードプラン」
3種類のプランという形は変わりません。月額料金もほぼ変わらず、現行のプロが新しいスタンダードプランになることで少し安くなるってくらいです。ただし、メッセージ送信が無制限ではなくなったのでトータル的な金額は上がる人のほうが多そうです。
LINE@のメッセージ従量課金料金
全てのプランにメッセージ送信無料分はあるものの、大量に送っていた人からすれば相当な値上げになります。
2019年春までは猶予期間
LINE@の新料金となるのは2019年春とのことですので、しばらく先の話になります。そのため、それまでの間に一気にプロモーションをかけるって人も出てくるかもしれません。
新料金が適用されれば数万人規模の友だち数の場合、これまでのように気軽にメッセージが送れなくなります。
LINE@のみで大きく展開していた人は他の媒体に移行させるなどした方がいいでしょう。今後は「やっぱりメルマガがいいね」ってことで、間違いなく戻ってくる人が増えてきます。
ともあれ、一つの媒体に依存していると今回のように何か起きたときに対応できないので、常日頃からリスクヘッジはすべきですね。
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