なぜ仕事を分解すると3倍速で終わるのか?

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仕事を分解すると3倍速で終わる|目の前にある大量のタスクをこなしていくために

2025/09/09

目の前に山のような仕事があって、どこから手をつけていいか分からない。
そんな経験、ありませんか?

「この企画書を来週までに」
「新規事業を立ち上げて」
「売上を2倍にして」

こんな大きな仕事を目の前にすると、誰だって圧倒されてしまいますよね。

でも実は、仕事の重さって錯覚なんです。どんなに大きな仕事でも、分解した瞬間に軽くなります。

これ、料理と同じなんですよね。

「今日の夕飯はカレーを作ろう」
これだけだとなんだか面倒に感じます。

でも、こう分解してみたらどうでしょう。

  • 野菜を切る(10分)
  • 肉を炒める(5分)
  • 野菜を炒める(5分)
  • 水を入れて煮込む(20分)
  • ルーを入れる(3分)

急に簡単に見えてきませんか?

仕事も全く同じです。例えば「企画書を作る」という仕事。これだけだと重たく感じます。

でも、分解してみると、

  • 現状分析をまとめる
  • 課題を3つ書き出す
  • 解決策を考える
  • スケジュールを作る
  • 予算を計算する
  • パワーポイントに落とし込む

こうなると、一つ一つはそんなに難しくないことが分かります。

私の知り合いのWebデザイナーは、この分解術の達人です。「ホームページを作って」という依頼が来たら、まず100個くらいのタスクに分解するそうです。

  • ワイヤーフレームを描く
  • トップページのラフを作る
  • ロゴの位置を決める
  • 配色を3パターン作る
  • フォントを選ぶ...

こうやって細かく分解することで、「今日はこの5つをやろう」と明確に決められるんだそうです。

結果、納期に遅れたことは一度もないと言っていました。

分解することのメリットは他にもあります。まず、進捗が見えやすくなること。

100個のタスクのうち30個終われば、「30%完了した」と分かります。

でも分解していないと、「なんとなく進んでいる気がする」くらいしか分からない。

これってモチベーションに大きく影響するんです。

マラソンでも同じですよね。42.195kmを一気に走ると思うと気が重いけど、「まず5km地点まで」と考えれば走れます。

そして5km走ったら、「次は10km地点まで」と。こうやって分解することで、完走できるんです。

二つ目のメリットは、スキマ時間を活用できることです。

大きな仕事のままだと、「まとまった時間がないとできない」と思ってしまいます。でも分解すれば、「この作業なら15分でできる」というものが見つかります。

電車の移動時間、昼休みの残り時間、会議までの空き時間。こういうスキマ時間を活用できるようになって、結果的に仕事が速くなるんです。

三つ目のメリットは、完璧主義から解放されることです。

大きな仕事を前にすると、「完璧にやらなきゃ」とプレッシャーを感じます。でも分解すれば、「まずはこの部分だけ終わらせよう」と気楽に取り組めます。

そして一つ終わるごとに達成感があって、次も頑張ろうという気持ちになれる。実は、仕事ができる人ほどこの分解術を使っています。

プロジェクトマネージャーはWBSという手法で仕事を分解します。プログラマーは機能を細かく分けて実装します。

建築家は設計を段階的に進めます。みんな、大きな仕事を小さく分解しているんです。

でも、分解のやり方にもコツがあります。

まず、動詞で書くこと。
「企画」じゃなくて「企画書を書く」
「調査」じゃなくて「競合3社を調べる」

次に、時間を見積もること。
「資料作成(2時間)」
「メール返信(30分)」

そして、優先順位をつけること。
緊急度と重要度で分けて、どれから手をつけるか決める。

これだけで、仕事の見通しがガラッと変わります。「こんな大きな仕事、無理だ」そう思った時こそ、分解のチャンスです。

紙とペンを用意して、思いつくままに書き出してみてください。最初は10個くらいしか出てこないかもしれません。

でも、それをさらに分解してみる。すると20個、30個と増えていきます。

そして気がつけば、「あれ?これならできそう」と思えるようになっているはずです。

仕事の重さは錯覚です。分解すれば必ず軽くなります。大きな岩も、ハンマーで叩けば砕けます。

仕事も同じ。分解という名のハンマーで叩いてみてください。

それでは。

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。