お盆明けや年末年始などの連休明けは、仕事を"ブチる"人が続出します。連絡も無しに辞めてしまう状態です。
従業員やバイトを雇っている雇用主側からすれば、
「何で来ないんだ(怒)!!!」
と憤りを感じるわけです。
何か怪しいと思っていたんだよね
先日、知り合いの飲食店で、バイトがお盆明けから来なくなったと、弱っている店長さんがいました。
こんなことが全ての企業で日常茶飯事ではなく、それなりの業種・職場環境がそうさせます。それを裏付けるように、雇用主さんがこう言っていました。
「何か怪しいと思ってたんだよね」
たぶん何度も経験があるのでしょうから、ブチるのは何かしらの原因があります。
ブチる人を肯定するわけではなく、いい大人が子供じみた行動をするのはクソですが、雇用主側にも責任が少なからずあるでしょうね。
いわゆるブラック企業体質に近ければ近いほど、ブチる人が多くなります。
どんな状態なのか
これには、一つの仮説が考えられます。
仮説メモ
人がいないから給料を高く設定して募集
↓
お金を重点に置いた人が集まる
↓
ブチられる
↓
人がいなくなるから給料を高くする
という、悪のスパイラルに突入します。
雇用される側も、
仮説メモ2
給料が良いから働いてみる
↓
嫌になって辞める
↓
給料で選んだから、より高い求人を探す
↓
ブラック体質な職場で辞める
↓
水準は下げれないから、高い求人を探す
という、こちらも悪循環です。
そして、こういった悪循環同士の、事業主と従業員が結びつきやすい環境です。
まとめ
ブチる職場環境の多くが、
- 普段張りつめた空気の中で仕事をしている
- 休みがほとんど無く、プライベートの時間が少ない
- 仕事中心の生活になっている
- 叱咤されることが多い
という傾向にあります。
別に統計を取ったわけではないですが、私のコンサル経験・仕事経験上は例外なく上記の項目に当てはまりました。
帰省して久々に地元の仲間と話していると、やっぱりそれまで張りつめていたものが、プツーンと切れることがありますからね。
日頃、張りつめていれば張りつめている程、弾けたときの反動は多くなります。
連絡も無しに辞めて困るのは雇用主よりも、その分の仕事をカバーする周りの人であって、雇用主は連休明けは危ないということをあらかじめ想定しておかないとダメですね。