どの業界でも王道の手法というものが存在します。
その方法をなぞれば必ずしも成功するというものではないですが、大きく道を逸れにくいパターンとなるものです。
王道の手法というと、その通りに実行すれば必ず成功する「再現性」と勘違いする人もいるのですがそれとは異なるものです。「大枠としての道」と捉えてもらうとわかりやすいかもしれません。
でこの記事を見ている人の多くは「発信力」「インフルエンサー」「影響力」「集客力」なんてことに多少なりとも興味がある人が多いかと思います。
名だたる経営者や有名人著名人でもない限り、無名の状態から一気に影響のある発信力を手に入れようとするのは難しいです。これはわかりますよね。
ここでの王道パターンとされているのは、
- 有益な情報を発信
(役に立つ人だなーと思ってもらう、ここでは主観を入れない) - 認知を高める
- (話を聞いてくれる状態になったら・・・)
- 主観を入れた発信
の流れです。
どこの界隈でも通用する王道のパターンです。何一つ間違っていない、ぐうの音も出ない、教科書に書いていそうなくらいの黄金ルートです。
そのまま真に受けてやっても、これまでうまくいかなかったことってありませんか?
で、大切なのはここから。
あなたがこの流れを実行しようとしたときに、Aさんに対してはうまくいったとします。では、Bさんがあなたのことを知ったときはすでに4の段階に入っていて「主観を入れた発信」をしているときだったらどうでしょう?
- うざいやつだな
- 自分のことしか喋らないな
- なんだか偉そうなやつだな
なんてことを思われるかもしれませんよね。というか、有名人でもない限りは圧倒的にそのケースが多い。
じゃ、どうしたらいいのだろう?ってことを掘り下げないといつまでたっても答えは見えない状態です。
その答えが見えても向かう方法は人それぞれ違います。王道パターンは単なる大枠の道であり再現性を求めるものではないのはこういうところだと思います。
私にもジャンルや媒体によってアプローチの仕方も変えていますしそれぞれ異なるのでいくつものパターンを都度試します。同様にあなた自身にも答えや道筋は一つだけじゃないはずです。
その人が成功したからって自分もうまくいくとは限らないのがおもしろいところでもあります。「あれ、同じようにやっているのにおかしいな」とこの部分を掘り下げないでずっと真似ばかりしていると気がついたら年月ばかりが経過しているので注意したいですね。
AさんとBさん、時間軸のズレをどのように埋めるのかってところがポイントになります。
この場でごちゃごちゃと私の考えは書きませんので、これ系を深く掘り下げて追求するのが好きな人は時間を作って「自分だったらどうしたらいいのだろう」と考えてみてください。
それでは。