失敗するケースの多くは背伸びをしすぎているときです。
自分の力の範囲内であれば処理できていることも、身の丈に合わないことをすると、判断を鈍らせたり手に負えなかったりします。つまり、無理が生じている状態です。
自分の手が届かない高さにあるものを掴みにいこうとすると、背伸びをして足元が不安定になります。運良く掴めることもあるでしょうが、足元はフラフラの状態に変わりありません。
現状を踏まえて、与えられた環境や状況の中で自分のやれることを丁寧にしっかりとやっていくことが大事です。小さなことであってもこれらの積み重ねで土台が強く安定したものへと構築されていきます。
土台となる基礎の部分を固めておけば、手を伸ばしたときに自然と届く範囲になります。
スポーツ選手もそうですよね。ランニングを欠かさず、常に足腰を鍛えるからこそ一年を通じて最高のパフォーマンスを発揮できるものです。
仮に焦りがあったとしても冷静に分析し、まずは与えられた環境や状況の中でやれることをやっていくといいですね。
それでは。