「あなたの情報は必要な人へ届いていますか?」
情報は然るべき場所に適切なタイミングで出さないと本当に価値のあるものでも価値がないとみなされてしまいます。どれだけスペシャルな情報であったとしても内容に関係なく「無意味・無価値」になります。
以前Twitterで、
求められていない場所で求められていない情報を出したところで役に立つことはあまりないし、むしろ邪魔になることもある。何かを伝えようと一生懸命書いたところで、茶化されるくらいならやらないほうがいい場合もある。
そんなことをツイートしました。
求められていない場所で求められていない情報を出したところで役に立つことはあまりないし、むしろ邪魔になることもある。何かを伝えようと一生懸命書いたところで、茶化されるくらいならやらないほうがいい場合もある。
— 🟣よぴ@複業マイスター/講師/著述業/メルマガ/音声配信/Spaces (@yop_jp) May 21, 2021
また、
必要とされているものは、必要とされている場所で必要としてくれている人にだけ届けばいい。
とも。
必要とされているものは、必要とされている場所で必要としてくれている人にだけ届けばいい。
— 🟣よぴ@複業マイスター/講師/著述業/メルマガ/音声配信/Spaces (@yop_jp) May 21, 2021
100文字程度の短い文章ですが、多くの意味がこの中には詰まっています。
私は「とある場所」で一生懸命文章を書いたことがあります。もちろん伝えたい内容があって、必要とする人がいて、その人たちに伝わればいいなと思って書いたものです。
結果から言うと失敗でした。
伝わらなかったのではなく、本来伝えるべき人たちや必要としている人たちがそこにいなかったからです。その数はゼロではないでしょうが非常に少ない。必要としている人たちが少ない場所というのは、かえってそれらの情報はノイズになることが多々あります。
例えば、「インターネットビジネスで収入を得たいと考えている人」や「今の収入に加えてプラスαの収入源を作っていきたいと考えている人」に対してインターネットビジネスの在り方やノウハウ、コツを一生懸命書いても無駄なのです。
なぜなら、そもそも収入を得たいと考えていなかったり、それに向けて行動するのが面倒だと感じている人だから。そのような人に情報を届けるのは、内容云々に関係なく役に立たないものになります。
言わば、ある人からしてみれば宝の山に見えるようなものでも必要を感じていない人から見ればゴミに見えるのと同じです。
もう少し大枠で考えて「お金を稼ぎたい」ということにフォーカスした時に、「お金が不要だ、いらない」という人は少ないはずです。しかしながら、空いている時間にインターネットビジネスをして収入を増やそうとは思わなかったり、インターネットを活用して収入を得られることに気づいていない人も多い。だから、それに取り組むこともない。違う方向を向いている人たちってことです。
別の例で言うと、もしあなたが暗号資産(仮想通貨、ビットコインなど)のトレードをしている場合、トレードで成功している人が「どのポイントで買っていて、どのポイントで売っているか」をリアルタイムで知ることができたらめちゃくちゃすごいお宝情報になります。
しかし、お金は欲しいと思いながらも、トレード自体に興味を持っていない場合やそれらの分野に対してベクトルが向いていない人に対しては、リリースポイントを伝えたところでまったくの無価値なのです。つらい。
もしあなたが、このようなズレが発生しているなと気づいた場合にどうしたらいいかというと、すでに興味を持っている人に対してアプローチするのが最善です。
興味を持っていない人に対して興味を持ってもらうことも大切なんだろうけど、そこまでして他の誰かに稼いでもらう必要も義理もありません。その人の資産が増えようが減ろうが、基本的には関係ありませんからね。
情報の価値は、興味がある人や本当に欲している人に対して提供することで高まります。
SNSなどにはフォローフォロワーという機能があり、あなたのファンがついてくれています。重要なポイントとしては「あなたのファンは今どのような状態なのか、どのような属性なのか」を把握する必要があります。
相手が何を欲しているのかを理解することは非常に大切なことです。
情報は然るべき場所に適切なタイミングで出さないと本当に価値のあるものでも価値がないとみなされてしまいますし、ぞんざいに扱われてしまうことだってあるのです。
これらの部分を見誤るとあなたが一生懸命やっていることが意味のないものになってしまったり、空回りになったりするのでくれぐれも注意しましょう。
それでは。