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noteでは音声投稿するよりテキスト投稿で提供したほうがいい理由

以前noteにてテキストベースのアカウントに音声コンテンツを投稿するテストをしてみました。そこで音声コンテンツのテスト投稿を行った現在の経過と見解をシェアします。

結果に関しては解析数値に不確かな部分もあり、必ずしも正常な数値とはいえないので参考程度にどうぞ。

このテスト投稿テストにはある疑問がわいたため、一つの仮説に基づいて行いました。

「noteにおいて音声チャンネルとして育てていないアカウントは、どんな音声コンテンツを投稿しても再生されないのではないか」
ということです 。

ポイントとしては音声専門アカウントとして常日頃から音声投稿をしているアカウントではなく、日頃はテキストとして投稿している中で音声投稿を混ぜていることです。音声投稿専用アカウントだとフォロワーがすでに聴くことを楽しみにしている人たちですので。

 

音声投稿テストの結果(数値)

まず結果(事実)から。

以下は本日現在のダッシュボードです。

■10月28日に投稿した音声コンテンツの一週間のアクセス(7日分)

・閲覧数:218
・スキ数:14

■10月31日に投稿した全く同じ内容(ほぼ文字起こし)のテキストコンテンツ(3.5日分)

・閲覧数:286
・スキ数:31

本当は両方とも7日間の数値を比較しようと思ったのですが、テキストコンテンツの結果を7日間待つまでもなく数値がかけ離れてきたので待つ必要もないのかと。

音声コンテンツとテキストコンテンツの内容は同じなのですが、テキストコンテンツを投稿して音声コンテンツ投稿した半分の日数しか経過していないにも関わらず、アクセス数はすでに音声コンテンツを上回っています。このままいくと、同じ7日間を比較した場合には倍近い数値になるのではないかと思われます。

ただnoteに関しては何を持ってアクセス数を計測しているとか不透明な部分があるので、必ずしも正確な数値を計測できているとは思いませんが、スキの数だけみても音声投稿のほうは反応がもらえていないことは確実です。

 

明確な棲み分けが大事になってくる

そしてここからが私の見解。

noteにおいてはテキストユーザーが圧倒的に多い。これは書く人も読む人もテキストを求めているユーザーが圧倒的な割合を占めているのだと思います。

確かに音声コンテンツを投稿してある程度の結果が残っている人もいます。ただそれは、すでに他の媒体でリストを所有している人や音声チャンネルとして一から育てているアカウント。つまり、今回の私のようにテキストと音声のごちゃまぜアカウントで大きく結果を出している人はほぼ見かけません。

そうなると、テキストメインで投稿している場合は音声や動画は完全に区切って提供する方がいいのかなと考えています。「区切って」というのは別アカウントで運営という意味ではなく、同じタイムラインに投稿したとしてもしっかりとマガジンとしてまとめたり、普段はテキストコンテンツを無料投稿しながら有料コンテンツは音声で配信するなど、棲み分けが重要になりそうです。

私自身、テキストや音声動画など様々な形式を使い様々な場所で情報発信をしていますが、そのプラットフォームの特色に合わせたものを提供するのがやはり無難。

例えば YouTube であれば映像ありきの動画。音声ラジオを YouTube に投稿してもなかなか再生回数が増えないのは、そもそも YouTube には動画を見に来ているユーザーが圧倒的に多いからでしょう。

テキストコンテンツを読むためにnoteを開いているのに、そこでわざわざ音声を再生するのか?と問われるとかなり再生ハードルは高い。これが音声ラジオだったらいいですよね、音声を聞きにそこのプラットフォームにアクセスしているわけですから。ユーザーは音声を聞きに行っている状態です。

もちろんこれらは全く需要がないわけではなく、一定数のユーザーは確保できると思います。ただし全体的な数は少ない。

今は数が少なくなり見かけることが減りましたが、以前 YouTube にアクセスして世間で話題のニュースを見ようと動画をクリックしたら、字幕スクロールだらけのスパム動画が溢れていましたよね。(私は即停止ボタン押してました)

文字が読みたいのではなく映像としての何か情報を求めてクリックしたわけですから、そこで流れる文字には全く興味がない。それでも、興味があるからタイトルを一度はクリックしてしまいますけどね。

それでも、あの字幕ダラダラコンテンツは一定数の需要があったのも事実です。特に年配の方が、ゆっくりと大きな文字が流れるだけでなく読み上げてくれるコンテンツのためにわかりやすいと言う人もいたほどです。

だとしても、映像としての動画を閲覧しにアクセスしているプラットフォームにおいて、音声のみのコンテンツやテキストコンテンツはよっぽどじゃない限りは好まれないです。

これらは一年前に私がnoteで音声投稿していた時期に多少感じていたのですが、一年経ってnoteのユーザーは変わっているのかもしれないと思っていました。でも今回改めて実感したのは、noteはテキスト文化が根強く広がっていてまだまだそれ以外の投稿形式は流行しづらいのかなと言うことです。

同じ内容であれば、音声を書き起こしたテキストの方が読まれます。特に日頃からテキストで投稿しているなら、フォロワーさんもテキストを読む人が集まっているのも理由の一つでしょう。

これを踏まえて応用するとすれば、他プラットフォームで提供している音声を再活用する際には単なるテキスト書き起こしではなく、他で話した音声や動画をnoteでテキスト解説したり補足を加える使い方が良いのでしょうね。

音声コンテンツがまだ受け入れられないからとnoteを使わない選択肢ではなく、複合的な組み合わせの使い道としてテキストでどう表現するかを追求していく方が合っているのかなと思います。

郷に入れば郷に従え。

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よぴ(管理人)

サイト「インターネットビジネスの世界」運営者。ビジネスプロデューサー、著述業。メルマガやブログを書きながら、好きなことをしてのんびりと生きています。